2013年9月8日
食の原点見直す『朝粥会』開催
【山梨三】九月八日、南アルプス市上一之瀬の妙了寺(佐野顗誓住職)を会場に布教師会(望月義文会長)主催、寺庭婦人会(佐野邦子会長)共催、宗務所(横山義弘所長)後援の『平成二十五年度・第一回 朝粥会』が開催された。
この朝粥会は飽食の時代にあって、食の原点を見直そうという目的で毎年九月から十一月までの間、管内寺院を会場に毎月一回行われている。この日は雨天にもかかわらず、早朝から八十六名の参加者が集まった。
会は恒例の「たちばな和讃会」(安藤喜美恵会長)会員十三名出仕による法華和讃奉詠で幕を開け、佐野住職を導師に約二十分の朝勤、続いて布教師会会員の横山瑞法師の法話が行われた。
普段は特別養護老人ホーム「みのぶ荘」に勤務している横山師は、この仕事をする中で出会った九十六歳の女性ことを取り上げて話した。
山村地域で一人暮らし、身体が不自由にもかかわらず、「今が人生で一番楽しい。幸せです」という女性の言葉から、
「幸せの基準はその人の心が決める。幸・不幸が存在しているのではなく、幸・不幸と感じる心があるだけ」と話した。そして、「今が幸せである、ありがたいと思える心を持つには、お題目を受持し、仏様の心を育てること」と説いた。
法話終了後、客殿にて寺庭婦人会が早朝から用意したお粥が振る舞われた。
参加者たちは食法を唱えると、日常にある幸せを噛み締めながら一杯のお粥を大切に頂いた。
主催者である布教師会長の望月師は挨拶の中で、先程の法話を受けて「お題目を静かに唱えることで心が落ち着き、物の見え方が変わり、良い考えが浮かんでくる」と「お題目の受持」を勧めた。
また、多くの人の協力と参加によって、長年に亘って朝粥会が継続されていることに感謝の言葉を述べた。
この朝粥会の第二回目は十月六日に南アルプス市飯野の妙善寺(若林義衛住職)、第三回目は十一月十七日に同市田島の報恩寺(佐野顗誓住職)で開催される。



















