2013年9月3日
日蓮聖人御遺文『報恩抄』講義
【山梨三】九月三日、南アルプス市小笠原の魚覚を会場に山梨県第三部声明師会(村上通明会長)主催・湧声会共催・山梨県第三部宗務所(横山義弘所長)後援の『第四十六回 日蓮聖人に学ぶ会』が開催された。
この勉強会は立正大学仏教学部の北川前肇教授を講師に迎え半年毎に行われており、今回は日蓮聖人の御遺文の『報恩抄』の八回目の講義となった。
今回は県内外の教師・檀信徒合わせて二十一名が参加したが、特筆すべきはその半数近くが一般檀信徒ということである。
多くは主催者である久成寺住職の村上師に深く縁を持った方々であるが、内容の奥深さに理解の容易ではない講義に参加し、真剣な面持ちで北川先生の話について行こうとする態度は教師も顔負けである。
中でも久成寺檀信徒の金丸知子さん、依田洋子さん、内藤真弓さんは長年運営に協力しており、主に参加者の受付を担当している。
三人とも「色々と尊いことを教えてくれる住職の手伝いになることがあれば、その都度できることをさせていただいている」という。
難しい講義を受けることについては、「一流の先生のお話を聞けるという事は、私達にとってはなかなか有り得ないことであり、とてもありがたい」と感想を話してくれた。
また、ポイントとなる語句や段落ごとに丁寧に深いところまで教えてくれることで、日蓮聖人の信仰や真の姿を学べ、自らの体験と重ねて「ハッとする」こともあるというが、
「御遺文中の日蓮聖人の思想や北川先生の信仰に対する姿勢から大切なことを学んだおかげで、世間の理不尽なことも撥ね返す正しい心が身についた」という声もあった。
この「日蓮聖人に学ぶ会は」学術的な講義に収まらず、一般檀信徒が正しい信仰心を養う貴重な機会になっているようである。



















