2013年4月16日
堀之内妙法寺 やくよけ祖師 開眼750年
江戸庶民の信仰集め、今に
地域の信仰を集め親しまれる東京都杉並区本山妙法寺(嶋田日新貫首)の「やくよけ祖師」が日蓮聖人の伊豆流罪ご赦免時(弘長3年・1263)に開眼されてから今年で、750年を迎えた。これを記念して4月16日、内野日総総本山身延山久遠寺法主猊下を大導師にお迎えし、伊豆法難御赦免とやくよけ祖師御開眼の750年慶讃報恩法要が営まれた。
同祖師像は、弘長元年(1261)、伊豆流罪によって日蓮聖人と別れることになった弟子の日朗上人が師への変わらぬ給仕を捧げるために手彫りしたと伝わり、またご赦免時に開眼された日蓮聖人が数えで42歳だったことから、「やくよけ日蓮大菩薩」と呼ばれるようになった。元禄12年(1699)に妙法寺に奉安された後、江戸庶民に厄除けのお寺として人気を集め、現在まで信仰が受け継がれている。
僧侶檀信徒ら約400人が参列した法要では、千部会など特別な法要の時にのみ行われる、妙法寺独特の読経で営まれ、堂内外に大音声のお経が響き渡った。また今回の記念事業として行われた諸堂改修の貢献者に管長表彰などが授与された。挨拶に立たれた内野法主猊下は、一筋にお題目を唱えることで運命を明るく開くことができると話され、「法華の信奉者として安穏な社会づくりを目指しましょう」と結ばれた。



















