全国の通信記事
2016年6月26日号
静岡中・富士市妙祥寺で寺一とコンサート
【静岡中】富士市妙祥寺(遠藤文祥住職)は6月26日、「第9回寺音祭」と「第5回寺ッテラ市」を境内で行い、地域の人々や子どもたちが多数参加した。
このコンサートは「開かれたお寺にしたい」と願う同寺副住職の川村孝裕師が九年前に始めたもの。当初は本堂を利用したコンサートだけだったが、檀家の磯野さんの助けを得て規模を大きくし、出店や写経体験コーナーなども設けるようになった。
当日は、青年和党会(松原智善会長)が行脚隊を結成し、昼に富士市本國寺(上杉清文住職)を出発。吉原商店街から東海道を通って妙祥寺にいたり、13時から法要とご祈祷を行った。川村副住職の法話の後、バンド「カセットコンロス」と「雨ふらしカルテット」が演奏した。普段のお寺の厳かな雰囲気とのギャップに、子どもたちは驚いているようだった。
また青年和党会は熊本地震の募金を境内で行った。集まった浄財は、震災にあった日蓮宗寺院に渡される予定。
2016年6月25日号
福島 宗務所主催の身延団参
【福島】宗務所(小林智英所長)は、6月25日、「身延団参」を開催し、僧侶檀信徒、寺族など、340人が参加した。県内各地区をバス9台で出発、道中七時間強、身延山久遠寺(内野日聰法主)に到着した。
今回の団参は、先の東日本大震災のご支援の報恩感謝と今後の復興及び来年の第七回忌慰霊を祈念するために開催され、午後2時半より大本堂で法主猊下のご親教を受け、その後所長大導師、式衆に福島県内僧侶で大法要を営み、県内和讃会による『東日本大震災追悼和讃』奉唱、県内修法師による復興祈願修法法楽を檀信徒の前で務め、僧俗一体のお題目が山内に響いた。
法要後所長は、「思い起こせば、平成23年7月、法主猊下がいち早く福島の地にいらして犠牲者慰霊、被災地復興のためお題目をお唱え下さった。まだまだ復興には程遠いが、少しずつ前に進んでいる。この身延山で報恩感謝のお題目をあげられたことはとても有り難いことである。」と述べた。
また本年は『妙蓮尊儀第七百五十遠忌』に当たるため、奥之院思親閣(別当望月海俊上人)で御開帳し、日蓮大聖人が遠く身延からご両親を思い登詣された御姿をしのび、持参した母への手紙を奉納し、大聖人、妙日・妙蓮尊儀、それぞれの父母・先祖へ手を合わせ、報恩感謝の志を奉げた。
長旅で疲れている参加者も多かったが、身延山大本堂での法要で「道程は大変だったが、素晴らしい大法要に参加できることができ、うれしく涙が出た。」、「この総本山で、僧侶、檀信徒が一体となりお題目修行ができたことが何より有り難い。修行の地としての身延山を体感できた。」、「大震災よりだいぶ時間が経過したが、このお参りを契機に亡くなった方々、今も必死に頑張っている人々のことを心に置き、今までのご支援に感謝し、また心新たに復興むかって進んでいきたい。」と充実した団参となった。
山梨3・南アルプス市法泉寺で熊本地震チャリコン
【山梨三】6月25日、26日。南アルプス市の荊沢、光乗山法泉寺(米木義晧住職)本堂に於いてお寺コンサートが行われ、50名の聴衆があつまった。
この行事は今日お寺離れが進む中、もっと気軽にお寺に参拝して戴き、さらには御堂の中にも入って戴く。お寺を活用してもらうという主旨で、平成十二年より不定期開催で行われており、今年で6回目の開催となる。今回は今年の4月に起きた熊本地震のチャリティーコンサートというサブタイトルもあり、今回集まった義援金は被災地へ送られる。
今年のコンサートの出演者は1日目が山梨第三部と第二部の教師を中心に集まり、雅楽演奏を行っている「山(さん)雅(が)の会(かい)」、2日目は県内の市川三郷町の「市川三郷吹奏楽団」で、平成26年に当管区で行われた「いのちに合掌 護法大会」にも出仕した。
1日目では山雅の会が聞きなれている「越天楽」を「平調(ひょうじょう)」「盤(ばん)渉調(しきちょう)」「八(や)多良(たら)拍子」といった調子や拍子を変えた三つの演奏や、「五常(ごしょう)楽(ら)急(く)」「皇?(おうじょう」)急(きゅう)」「陪臚(ばいろ)」などの普段聞きなれない曲目を披露し、また雅楽の歴史や楽器の紹介、現代の言葉の語源になっている用語の説明などを行った。
二日目では市川三郷吹奏楽団がポップな曲や、お年寄りの方々でも聞きや すい演歌などの演奏を行い、各々の楽器の役割と、どんな音が奏でられるのか丁寧に説明した。又、指揮者体験コーナーと称し、聴衆の中から指揮をしてみたい方を数名募り、実際に前に出て吹奏楽団の演奏を指揮した。最後には演奏に合わせて「故郷」を大衆の方々と一緒に歌い、昨年に劣らず堂内は賑わいを見せた。
米木住職は「音の記憶というのは言葉と違い、万国共通であり記憶に残りやすい。今日の記憶も必ず聞き手側だけではなく、演奏した側にも残るでしょう。またこの御堂に響く綺麗な音色を、次回開催するときに聴きに来ていただきたい」と演奏戴いた楽団、集まった聴衆に感謝の気持ちも述べ、幕を閉じた。



















