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2023年6月7日号

三重 お寺で弦楽五重奏コンサート

三重230709【三重】熊野市 本乗寺(冨田周温住職)において、6月7日「お寺で弦楽五重奏コンサート」が開催され、本乗寺の檀信徒と地元地域の方々の34名が参加した。

この弦楽五重奏コンサートは本乗寺 冨田周温住職の弟である冨田大輔氏と桑名市出身で東京藝術大学准教授である植村太郎氏が企画。

3年前に鈴鹿市の椿大神社で第1回が開催され、今回は7日に本乗寺、8日 尾鷲市妙長寺、9日 桑名市顕本寺の3日間で行われた。

この企画は、地元地域の方に向けてコンサート会場ではないところでの演奏、また若手演奏家の育成をコンセプトとしており、今回は東京藝術大学の学生2名も参加し演奏した。

今回のコンサートではモーツァルト作曲の弦楽五重奏曲一番 変ロ長調 作品一七四 他4曲が演奏され、最後にアンコールとして蛍の光が演奏され、馴染みの曲に参加者からこの日最大の拍手がおくられた。

この日自坊での演奏となった冨田氏は、「地元の方や昔からお世話になっている方々に聴いていただけたことはもちろんであるが、祖母や家族の前で演奏できたことは、自分にとって大事な目的でもあったのでとても有難かった。」と述べられた。

2023年5月24日号

三重 訃報・中村公一師

【三重】令和5年5月24日、三重県津市 圓立寺住職 中村公一(吏観院日公)上人が四大不調のため遷化した。世寿77歳。

葬儀は同年6月2日、同県亀山市 照光寺住職 服田英一僧正導師のもと、とりおこなわれた。中村上人は昭和22年9月9日、松阪市において中村慈淳上人の長男として生を受ける。昭和45年、23歳で出家得度昭和47年、身延山にて信行道場を成満昭和54年、甲種普通試験に合格し僧階を取得平成11年、父日淳上人の遷化により圓立寺第37世の住職に就任

昭和41年より平成16年まで国家公務員として国立三重大学に奉職平成16年には生物資源学部事務長に昇進

公務員としての傍ら宗門内においては青年会会員時には会計などの中心メンバーとして活躍

三重県宗務所内において、経理に精通していた中村上人は平成15年より12年間会計監査の勤役を歴任する

日蓮宗九識霊断師として三重県霊断師会支部長に就任

平成7年には48歳で全国霊断師会の理事に就任

 

圓立寺の墓地の拡張整備、平成27年には本堂屋根の全面張替等、檀信徒等の教化と共に圓立寺の護持、寺観の整美に尽力された

2023年4月29日号

三重 第56回立正平和祈願会

三重230529⑤【三重】日蓮宗三重県宗務所(三重県四日市市妙延寺内)主催による『第56回立正平和祈願会』が、大型連休初日となる4月29日、三重県菰野町の希望荘にて開催された。 毎年、三重県内寺院を主会場に開催されるこの立正平和祈願会。56回目となる今回は、三重県菰野町に建つ温泉旅館『希望荘』を会場にして開催。ここ数年は新型コロナウイルスの影響から僧侶限定や人数制限など規模を縮小した形での開催が続いていたが、昨年からは入場制限を設けず通常通りの開催に戻っている。とはいえ、未だ参加者数はかつての3分の2程度だが、それでも檀信徒約90人が集い、法話を聴き、唱題行などの修行にはげんだ。うっすら雲が広がり、穏やかな気候となった当日午前10時半。立正平和祈願会が開会。第一講は、日蓮宗三重県青年会会長髙津憲悠上人(三重県伊勢市常明寺徒弟)による唱題行がおこなわれた。髙津上人は、青年会が例年使用している唱題行のしおりを皆とともに読み上げ、唱題行をおこなった。 昼食を挟んで第二講は、布教師会より冨田周温上人(三重県熊野市本乗寺住職)による法話、『祈りと行い』と題しての法話がおこなわれた。冨田上人はまず、お釈迦さまの歴史にはじまり、現存する一番古いお経とされている『スッタニパータ』の話をされた。数多くのお経の中でも「生きるために、どのように行動すればよいのか」というような極々現実的な人生の指針が綴られている事を紹介。文明の恩恵を受け、時間的余裕を多く持てるようになった今こそ、『祈る』ことの大切さを噛みしめ、祈り、そしてその祈りを達成するためにどう行動すれば良いのか日々考えて行きましょう…と説かれた。法話後には、三重県内の僧侶約30人も一同に出座しての立正平和祈願大法要が厳修。僧侶・檀信徒が一つとなって読経唱題と修法をおこない、会場内いっぱいに法華経を声を響かせ平和への祈りを捧げていた。

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新年のご挨拶。

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