全国の通信記事
2026年2月22日号
京都2 帰山国祷会
【京都2】参籠5回目加行一千日を成満した藤原充静師の帰山国祷会が2月22日、与謝野町一心寺で行われ管内教師並びに多くの檀信徒が参列した。
6人の同行僧、檀信徒と共に唱題行列後、水行、そして本堂で国祷会が行われ厚海経信修法師会長から許証を受け、本年副伝師を務められた髙川豊行僧正より通算一千日加行成満の証として「静観阿闍梨日行」の阿闍梨允許証を授与された。森宗務所長、厚海会長から「この丹後では法華の寺院は室町時代から6百年続いているが、その歴史の中で阿闍梨の称号を得た人は、初めてのことで歴史的なことである。これから寺門興隆、檀信徒の皆様はもちろん世界の平和と幸福の為に力を使っていただきたい。そして家族・寺族・檀信徒の皆様の強い支えがあったから成し遂げられた。その方たちへの感謝をもって精進していただきたい。」と祝辞を述べられた。また髙川副伝師から「一千日の修行を収められたが、これから静観阿闍梨日行としての人生が始まる、これまで体得した智慧と功徳を遺憾なく発揮していただき、ここから僧俗共となって修法布教に邁進していただきたい。」と祝辞が述べられた。
藤原充静師は帰山挨拶のなかで、「皆様のおかげで一つの目標であった一千日加行を成満できた。静観阿闍梨の静観は物事の本質を見極めるという意味があり皆様を良い方向に導いていきたい。」と檀信徒の皆様に感謝と決意を述べた。謝辞では當山総代から「阿闍梨の允許を得られたことは檀信徒としてもとても嬉しく身の引き締まる思いであり、これからも日蓮大聖人の教えの下、精進してまいります」と述べられた。檀信徒は一心に充静師の言葉に耳を傾け、合掌をし、充静師の無事の成満をお祝いした。
2025年10月4日号
京都2 京丹後市妙経寺で入寺式
【京都2】令和7年10月4日京都府京丹後市妙経寺において、第二十七世故髙野寛義上人から第二十八世髙野聡顕師への法灯継承式が営まれ管内寺院、檀信徒、お稚児さん合わせて160名が参列した。稚児行列の後、式では森淳亮宗務所長より住職認証書が伝達され、御宝前より払子を手に取り法灯を継承された。祝辞では森宗務所長、丹後奠統会縁頭宮武一龍師から今後の宗門内外において今後の活躍に期待をよせられた。
新住職髙野聡顕師の挨拶では、「先代から直接払子を頂けなかったのは残念だが、永禄九年から続いてきた法の灯を絶やさぬよう、門戸を広げ、敷居の低いお寺として護り、未来へバトンを繋いでいきたい。」と述べられた。
また、当日は早朝より雨が降っていて稚児行列ができるか不安であったが、始まる直前から雨がぴたっと止み、予定通りに行列ができたことは、一昨年遷化された師父髙野寛義上人のお力をいただけたと思える継承式となった。
2025年9月28日号
京都2 宗徒一日研修会
【京都2】宗務所(森淳亮所長)・檀信徒協議会(向井義昶会長)主催の第71回いのちに合掌・宗徒一日研修会が9月28日伊根町、大乗寺(寺嶋泰弘住職)で開催され、管内僧侶檀信徒合わせて約150人が参加した。
まず森淳亮宗務所長を導師に、管内修法師のもと国梼法要が行われた。本年は田中智海猊下(静岡県伊豆市 本山實成寺 伊東市 宗門史跡 蓮慶寺 貫首)を招き、「船守弥三郎夫妻の御給仕」を演題に午前午後にわたって講演いただいた。
当日お持ちいただいた船守弥三郎夫妻のご尊像を前に講演され、法華経勧持品第十三の経文から、日蓮聖人が法華経を体現されていることへの理解を深め、伊豆法難で船守弥三郎夫妻が日蓮聖人を助けた理由、御縁を説明された。そして船守弥三郎夫妻のご尊像のことを説明され、「漁師であった船守弥三郎と家事をして支える妻2人のように、手を合わされても恥ずかしくない生き方をしてほしい。」とお話しされた。
最後には、給仕を行う際の心構えとして、「皆さんにやっていただいたおかげで今があるという感謝の念を持ち、それを返していくことが給仕であり、お釈迦様に守っていただいていることへの感謝を返すことに繋がっていく。」とまとめられた。
心に響くお話で、参加者は熱心に聞きいっていた。七百五十遠忌を迎える船守弥三郎夫妻に手を合わすことができる貴重な研修会であった。



















