全国の通信記事
2026年2月14日号
静岡東 佐々木隆教師帰山式
【静岡東】二月十四日、伊豆市高台寺において、佐々木隆教上人の日蓮宗加行所第参行成満の帰山報告式が執り行われた。
令和三年に辞令を受け、東京から家族で赴任してから早四年の歳月が流れた。この間住職自ら、重機を操り境内の地ならしを行い、電動工具を手に本堂の改築に勤しんだ。諸天に御加護を請いながらこの労を以て自坊を整え、心を新たに挑んだ結界修行。
水行の後、有縁の上人・檀信徒約六十名によって満席となった本堂で、多くの方々の支えにより、大黒尊天の御加護を頂戴し成満出来た喜びを以て、力強い御祈祷が執り行われた。自ら汗を流し景観を一変させて整備した佐々木上人にとって、晴れの歓喜はひとしおであったであろう。
2026年2月12日号
静岡東 小松渉悟師帰山式
【静岡東】二月十二日、三島市松雲寺(小松淨泰住職)において、副住職・小松渉悟上人が、日蓮宗加行所において百日間の結界修行を終え、初行成満の記念式典・帰山報告式が執り行われた。
水行の後、檀信徒約八十名の参加で満席となった本堂で、自らの信念の上で結界修行を志し、無事成満出来たことは様々な方々からの支えのお陰であり、師父の姿を追いかけ、檀信徒の様々な願いに対して御祈祷することで、今後懸命に恩返しして行きたい旨の発露として、奉告文が読み上げられた。
また、修行によってかすれながらもたくましい声で経文が唱えられ、参詣者への木剣祈祷が施され、撰経(修行期間中に清書した巻物)があてられた。最後に先輩僧に促され、誰よりもその身を案じ、無事の帰りを願ってくれた母親・愛子さんに、ゆっくりと撰経があてられた。待つ修行を終えた母の、安堵と感謝の姿。晴れの祝典に檀信徒が喜んでいた。【支局発】
2026年1月17日号
山梨4 阪神大震災・鎮魂と平和・追悼のつどい
【山梨4】山梨県甲府市の立本寺住職石原顕正師が理事長を務めるNPO法人「災害危機管理システムEarth(アース)」は、阪神大震災から31年となる1月17日、5名の日蓮宗僧侶と多くの参加者と共に、立本寺本堂で「市民追悼のつどい」を開いた。
アースは震災後、神戸で発生時刻に合わせた追悼集会を開くなどしてきた。追悼者や被災者らの高齢化に伴い、2020年に現地での追悼式を終えたが、昨年は5年ぶりに現地で犠牲者をしのんだ。
だがその後、長年現地神戸とアースを繋ぎ、活動の中心となってきた安田秋成さんが死去。「仮設住宅に身を寄せ合いながら、被災者の先頭に立ち救援を訴え続けていた。彼の存在は大きかった」と理事長は語る。
現地に赴かずとも「震災の記憶を風化してはならない」との思いは今も同じ。当日は午後1時半から太鼓と声明による法要を営み、全員で一心にお題目を唱えた。式の最後に一人一人が祈りを込め、鎮魂の神戸・希望の鐘をつき、被災者に心を寄せた。
石原理事長は、参列者に感謝の言葉を伝え「大きな痛手を受けたすべての人々が絶望や悲観をすることなく生きられるよう、支援を継続することを誓う」と供養の言葉を述べていた。



















