全国の通信記事
2025年2月13日号
千葉南 瀬戸龍渓師初行成満奉告式
【千葉南】2月13日に鋸南町大行寺(瀬戸康雄住職)で瀬戸龍渓師の初行成満奉告式が行われ僧侶檀信徒およそ100人が集まった。大行寺史上初の修法師の誕生であり、修法師を志すも叶わなかった住職の念願を孫が代わりに叶えたとあって寺族檀信徒皆、祝賀ムードで大いに賑わった。
奉告式では力強い読経と御宝前法楽加持が披露され、成満奉告文では「死に物狂いの一百日なり」と行の過酷さが伝えられた。祝辞として千葉本祐修法師会長(勝浦市安立寺住職)より「立派な姿で成満されましたね」と木剣を振る龍渓師に感歎し、今後の管内、修法師会、大行寺の発展へと貢献されることに期待を寄せた。龍渓師の謝辞では「荒行堂の中で得たことを忘れずに、大行寺の檀信徒皆さんのために出来ることは何か一つ一つ日々考え精進していきたい」と頼もしく誓った。
2025年2月12日号
千葉南 小坂田龍威師成満奉告式
【千葉南】2月12日加行所第再行を成満した小坂田龍威師の成満奉告式が大多喜町圓蔵寺(小坂田堯龍師)、水行が同町円隆寺(小坂田師代務)でそれぞれ行われ、僧侶檀信徒約60人が参列した。
式中の謝辞で龍威師は「今年の加行所内のテーマは“まごころ”。修行中は先輩、仲間、後輩からたくさんのまごころを授かってきたので、これからは皆さんに報恩のまごころをお分けできるよう修法道にまい進していきたい」と感謝の気持ちを述べた。
参列した檀信徒の一人は「檀信徒一体となってお寺のために尽くすので、修行で得た力で益々お寺を盛り上げてもらいたい」と語り、無事戻ってきてくれた喜びと、これからの活躍に期待を寄せた。
(能勢享海通信員)
2024年12月10日号
千葉南 歳末助け合い募金行脚
【千葉南】12月10日、安房西北部組内寺院の僧侶10人と組内の檀徒寺庭婦人等4人が参加して『歳末助け合い募金行脚』が行われた。
館山市栄洗寺(小林秀隆住職)を集まった檀徒等に見送られ出発し、館山市内の寺院や檀信徒宅を休憩場所としながら、同市法性寺(鵜澤貫秀住職)までのおよそ7kmを3時間かけて唱題行脚した。
師走の風物詩となっているこの行脚では、太鼓の音が聞こえると募金に駆け寄って来てくれる方々もおり、募金への協力者には交通安全を祈念したお守りが手渡された。
この度の助け合い募金では組内寺院に設置されていた募金箱の浄財も合わせて96,757円を集めることができ、全額が同市社会福祉協議会へと寄付された。