全国の通信記事
2025年7月31日号
千葉南 日澄上人第700遠忌報恩法要
【千葉南】7月31日に鴨川市日澄寺(片桐海光住職)で、寺号の元となっている本乗房日澄上人の第700遠忌報恩法要が営まれた。導師に宇野瑞正宗務所長(勝浦市津慶寺住職)を招き、小泉輝泰宗会議員(南房総市顕本寺住職)の参列をいただいて、式衆にはこの法要に向けて研鑽を重ねた声明師会会員が出仕し、約30人の檀信徒と共に報恩の法華経読誦・唱題が行われた。
法要後に片桐住職から「本来なら各地にある日澄上人開創のご寺院様にもご参列をいただきご報恩を捧げたかったところですが、日澄上人のご命日が8月1日の盆月に入る時でありご案内致すのも忍び難く、せめてもと地元宗務所長、宗会議員、声明師会各聖のお時間を頂戴し、お逮夜の7月31日に法要を営ませていただきました。」と日澄上人の説明を踏まえながらお礼の言葉が述べられた。檀信徒からは菩提寺開創に関係するお上人の700遠忌という節目の法要に参加できて感動したと喜びの声を聞くことが出来た。
2025年5月24日号
千葉南 鴨川市妙昌寺で入寺式
【千葉南】5月24日、鴨川市妙昌寺で藤平秀延師が住職を退任し、藤平真祥師が新しく住職の法燈を継承した。入退寺法燈継承奉告式には有縁の管内教師を中心に、親族等合わせ約50人が参列し、前住職へのご慰労と新住職へのお祝いを伝えた。
式典中の真祥新住職による奉告文では、妙昌寺の歴史が述べられ、退任した秀延前住職の行った令和5年完成の仁王門改修の功績に敬意が表せられ、整えられた境内と先史たちの意思を引き継ぎ、檀信徒と共に妙昌寺の繁栄を進めて行くことを誓った。
祝辞を述べた宇野瑞正宗務所長(勝浦市津慶寺住職)からは、前住職秀延師にご慰労の言葉が述べられ、続いて新住職真祥師へは「いのちに合掌を檀信徒と共に実践し、常に寺檀和融を胸に、当山の発展のためご精進ください」とこれからの活躍を期待する言葉が伝えられた。
午前に行われた入退寺法燈継承奉告式に引き続き、午後からは例年開催されている守護神祭が開催され檀信徒総勢約50人以上が集まった。新住職のお披露目ともあって、大いに賑わった守護神祭となった。
2025年4月16日号
千葉南 上総五十座
【千葉南】勝浦市伝統の説法会、「上総五十座説法会」が長慶寺(小澤玄松住職)で4月16日から5日間にわたって開催された。
今年「後座上人」(説教師)として高座に上がったのは、同市内龍蔵寺住職の蓑輪顕寿師。蓑輪師は平成29年の長慶寺五十座でも後座を務めており、「あじさい寺(夷隅郡妙法生寺)」の住職としても知られる。
五十座期間中は、高座説教までの間に、前座・中座が諷誦の読み上げを行い、合間には会場寺院や団参の踊り子達によって踊りが奉納されるなど和やかな時間が過ごされるが、後座上人が登高する段になると一転、堂内が神妙な空気で満たされるのは五十座特有の趣がある。最終日の結願法要には地元の和讃会やコーラスグループも参加し、五十座の締めくくりに花を添えていた。
長慶寺では一昨年、徳川4代将軍家綱公、13代将軍家定公の位牌が見つかっており、今回の五十座の目玉として両位牌の開帳も行われた。会場は所々に三つ葉葵があしらわれ、「特別仕様」の設営となっていたのも印象的だった。
上総五十座は、天文19年(1550)、池上本門寺第11世・日現上人が、本門寺と比企谷妙本寺両本山復興のため勝浦で大布教を行ったことに由来し、現在では市内の7ヵ寺(本行寺・長慶寺・惠日寺・本壽寺・法蓮寺・妙潮寺・津慶寺)が輪番で開催している。来年は惠日寺(池内円海住職)で開催される。(大沢正教通信員)



















