全国の通信記事
2016年4月5日号
石川2 十劫坊開堂30周年記念法要
【石川2】十劫坊(水かけ観音堂)開堂30周年を迎え4月5日、羽咋市蓮花寺住職南谷忠昭上人が、開堂30周年記念並びに慈父功徳院信受日忠信士50回忌の法要を妙成寺に依頼した。
法要には妙成寺貫主駒野日高猊下を導師に、七尾寺院の僧侶を式衆に執り行われ、南谷家親族が集い霊位の追善供養をした。
法要の後に南谷忠昭上人が十劫坊の起源についての講演を開き、親戚一同より一層信仰の念を深めた。
2016年3月25日号
石川2 能登半島地震と東日本大震災の追悼と復興祈願
【石川2】平成十九年に起こった能登半島地震以降、毎年三月二十五日に奥能登寺院が中心となって、能登半島地震と東日本大震災の追悼並び復興祈願の法要が行われており、本年度は輪島市別所谷成隆寺で行われた。
この法要には、宗務所所長大句哲正上人をはじめ、管内日蓮宗寺院の僧侶や檀信徒が出席し、仏様・守護の諸天善神にお経を捧げ、震災で亡くなった方を供養し被災地の復興と世界平和を祈りました。
2016年3月13日号
石川ニ・本山妙成寺 国宝昇格に向けての公開討論会
【石川2】 石川県羽咋市滝谷町にある、本山妙成寺(駒野日高貫首)にて、去る3月13日に「妙成寺の魅力2?妙成寺調査でわかったこと?」と銘打った公開討論会が開かれた。この公開討論会は、羽咋市妙成寺多面的価値調査実行委員会による市民公開講座となっており、聴講を申し込んだ約90名が参加し耳を傾けた。
その中で、京都国立博物館名誉館員の久保智康氏の調査により、客殿に置かれている須弥壇の金具が、世界遺産・二条城二の丸御殿などの金具に匹敵する桃山期の一級品である事が分かった。境内には他にも桃山期の金具が確認されており、加賀藩ゆかりの貴重な文化遺産が残るこの寺の建造物の建立時期を探る貴重な材料になると指摘した。
金具研究の第一人者である久保智康氏は客殿須弥壇の金具について、桜を彫った意匠のうち露や葉脈、枝分かれ部分の節の表現が、それぞれ桃山期の作風だと解説した。京都・高台寺の金具と比較してもなんら遜色のない作りであると高い評価をし、「当時、京都の最上級工房に発注したであろう事は確実で、客殿の造営環境を考える際に注目すべき要素である」と論じた。又、加賀藩前田家の位牌を安置する「御霊屋(みたまや)」の吊灯篭の製作時期も、元和(げんな)―寛永年間(1615-1645)との見解を示した。
妙成寺の多面的価値調査は2014年度から行われており、「妙成寺調査で分かったこと」と題したシンポジウムでは、調査委員会の櫻井敏雄和歌山県文化財センター理事長が基調講演し、櫻井氏、中尾堯立正大名誉教授、久保氏がパネル討論した。
五重塔をはじめ、十棟の重要文化財がある妙成寺では現在、建築・歴史・景観などの面から様々な事を洗い直し、「国宝昇格」を掲げ、寺院価値を高める為、市と協力し多面的調査に取り組んでいる。



















