全国の通信記事
2024年11月16日号
北海道北 先師法要とお会式
【北海道北】令和6年11月16日、青年会(新渡戸円乗会長)は利尻島の妙海寺(北島真生副住職)にて先師報恩会、翌17日に妙海寺、本立寺、妙泰寺にて青年会協力によるお会式が挙行された。北海道北部青年会では、令和元年から先師報恩会を行なっており今年で6回目となる。利尻島は日本最北の離島である礼文島の南東に位置し「利尻富士」や「利尻昆布」で全国に知られ、春から夏にかけては多くの観光客で賑わう小さな島である。人口は4,700人程だが、利尻島には3つの日蓮宗寺院がある。その中で妙海寺様は唯一、住職(北島俊生上人)の居るお寺であったが、今年の2月にご遷化され今は3ヶ寺とも住職不在となっている。現在は北島真生師が一人で3ヶ寺を守っている。またコロナ禍も追い打ちをかけ、年中行事を満足に出来ない状況が続いていたこともあり、島内から多くの檀信徒が参列された。檀信徒からは「数年振りに沢山のお上人のお経を聞くことが出来て感動しました。また来て下さい。」との言葉をいただいた。法要の最後に新渡戸会長は「会員一同、先師の想いを受け継ぎ、より一層精進して参ります。」と誓いの言葉で挨拶を締めくくり、会員一同、利尻島を後にした。
2024年9月15日号
北海道北 枝幸町妙遠寺開創130周年記念・法灯継承式
【北海道北】枝幸町妙遠寺(香川一乗住職)で9月15日、開創130周年記念・法灯継承式が営まれ、僧侶檀信徒約80人が参列し厳粛の中、挙行された。36年間、住職として、境内地整備、本堂の建立・庫裡の新築を手がけ寺門の興隆に尽力した。地域に根ざした活動を行ってきた。
新住職は奉告文で「これからは、先聖先師の足跡を学び、過疎地域ではあるが、檀信徒教化・お題目の広宣流布に邁進する」と誓いを述べられた。
2024年7月20日号
北海道北 第40回少年少女修養道場
【北海道北】宗務所(穂坂孝史所長)は第40回少年少女修養道場を7月20日から1泊2日で、旭川市妙善寺(山口龍泰住職)で開催され、今年は12名が集まった。
開校式で穂坂所長は「すべての方に感謝が出来るように、そして記憶に残る40回目の道場にできるよう、夏休みの楽しい思い出を作ってください」と話、生徒代表が「1泊2日で、日蓮聖人のみ教えを学び、今以上やさしい心をもてるよう努力します」と述べた。
初日は、バーベキュー、花火、恒例の「心の灯火」を行い、二日目は、感想文を書いた。
閉校式で生徒代表が「この2日間に学んだことを、家や学校、社会で生かしていきます。」と述べて終了した。