全国の通信記事
2024年6月20日号
北海道北 北海道四管区社教会合同研修会
【北海道北】令和6年6月20日、札幌市のホテルライフォートにて北海道四管区社教会合同研修会が開催され、32名の参加者が集まった。地元北海道でご活躍されており、また現役の日蓮宗教師でもある「櫻井義秀先生」をお招きし、2時間にわたる講演をいただいた。櫻井先生はカルト宗教や新興宗教の分野に精通しており、多くの著書も執筆されている。大学では相談室の室長を務められた経験もあり、その実体験を交えたお話は時間を忘れさせるものであった。講演後の質疑応答や懇親会の席では、多くの参加者から質問や意見が飛び出し、この問題への関心の強さが伺い知れた。講演前には伊藤美妙会長(北海道西部社教会)が「我々日蓮宗も伝統教団として驕ることなく、新興宗教からも何かしら学ことがあるのではないか?」と述べられ、講演後には中島英明会長(北海道北部社教会)が「旧統一教会や宗教二世の問題が取りざたされている昨今において、日蓮宗教師として、今後何をなすべきかを考えさせられる講演であった。」と感想を述べ、研修会を締め括った。
2024年3月28日号
北海道北 いのちのシンポジウム
【北海道北】令和6年3月28日に北部宗務所主催の研修会『いのちのシンポジウム』が開催された。この研修会は毎年行われており、教師、寺庭婦人、寺族、檀信徒を
対象とした研修会である。会場は旭川市妙法寺(釋英義住職)で、教師19名、寺庭婦人4名、檀信徒33名が参加した。
令和4年に起こった安倍晋三元首相の暗殺事件は私達に大きな衝撃を与え、「カルト宗教」の問題は教師・寺庭婦人のみならず檀信徒にとっても、決して他人事ではないと思い知らされました。
この問題にしっかりと向き合っていく為にも、今年度は「カルト宗教から身(生命)を守る」をテーマに掲げ、研修会を行なった。講師には、北海道大学大学院の教授を勤め、長年この分野に
ついて研究をされている櫻井義秀先生をお招きし、旧統一教会の実情について講演をいただいた。先生は研究をされる傍、学生が「カルト宗教」の被害者、更には加害者にならないよう活動を
続けられており、その実体験からなるお話に参加者全員が真剣に耳を傾けていた。最後に、この研修会の企画運営を担当した北部教化センター長(水野英修師)は、櫻井先生に感謝の念を述べ
るとともに、これからも中身の濃い研修会を企画していきたいと決意を語られ閉会となった。
2023年12月22日号
北海道北 旭川市妙善寺で星祭
【北海道北】令和5年12月22日(冬至)に旭川市妙善寺において星祭が行われた。苫前町妙宣寺住職、新渡戸円乗師と共に、檀信徒45名も見守り、外気温-8度の中で水行をし、本堂内にて年内の厄祓い・来年の運気上昇のご祈祷が行われた。北海道北部で毎年行われている歳末たすけあい募金も法要後にご協力をお願いし、檀信徒の皆さんは今年も沢山の功徳を積み笑顔で帰路についた。