全国の通信記事
2025年5月8日号
北海道北 花祭り・修法研修祈祷会
【北海道北】修法師会(大久保法世会長)は5月8日、旭川市妙法寺(釋英義住職)において「妙法寺花祭り・修法研修祈祷会」を共催し、僧侶檀信徒合わせて約40名が参加した。
はじめに妙法寺花祭りを行ない、その後、修法師会による祈祷会法要が行われた。
釋住職は能登地方の1日も早い復興と檀信徒の家内安全等を祈願した。
また檀信徒からは「大勢のお上人のご祈祷を受けて大変ありがたかった。今日の信仰体験を大切にするよう心掛けていきたいです。」と感想を語った。
2025年2月27日号
北海道北 いのちのシンポジウム
【北海道北】令和7年2月27日に北部宗務所(穂坂孝史所長)主催の研修会『いのちのシンポジウム』が開催された。会場は旭川市妙法寺(釋英義住職)で
39名が参加した。この研修会は管内の檀信徒、教師、寺庭婦人、寺族を対象とし、コロナ禍の3回を除いて毎年行われており、今年度は13回目
の開催となった。今回は「災害に備え、大切な人のいのちを守ろう!」を研修会テーマに掲げ、旭川市役所から藤田一彦先生と夛田大吾先生に
お越しいただき、講演と段ボールベッドの組み立て体験を行なった。藤田先生は旭川市のハザードマップを元に、旭川市ではどのような災害が
起こる可能性があるのか、そして、どのような心構えで災害に備えるのか等をお話しいただいた。夛田先生は昨年1月1日に発生した能登半島地
震の被災地支援にも派遣されており、現地の写真をスライドで紹介しながら被災地の酷さ、避難所での生活の厳しさ不自由さ等をお話しいただ
いた。参加者は皆、自分ごとと捉え真剣に耳を傾けていた。変わって後半の段ボールベッドの組み立て体験では、7,8人くらいのグループに分か
れ、メンバーと協力し、楽しみながら組み立てをしていた。ベッドが完成すると最初は恥ずかしがりながらも、一人、また一人と横になり段ボール
ベッドの寝心地を試していた。中には体格のいい男性教師2名が並んで横になっていた光景も見られ、段ボールベッドの頑丈さや床に直接寝る
よりもはるかに快適だという事を実感していたようであった。最年少で参加した小学6年生の男の子も、寝心地の良さに驚いていた。この研修会
を企画・運営している水野英修教化センター長は、「これからも皆さんが進んで参加したくなるような研修会を企画していきたい」と述べられ
研修会を締め括った。
2024年11月22日号
北海道北 布教研修会
【北海道北】令和6年11月22日、旭川市妙法寺にて道北布教師会(中村啓承会長)主催による『管区布教研修会』が開催され、24名の教師が参加した。講師には管内の教師である香川一乘師(枝幸町妙遠寺前住職、道北布教師会前会長)を迎え「法話のタネ」と題して講演を行なった。香川師は冒頭の挨拶で「今回、提供する資料は自分自身にとっては法話の”ネタ”であるが、皆さんにとってはまだ”タネ”であります。それぞれでアレンジし養分を与え立派な花を咲かせて下さい。その時に初めて皆さんにとっての法話の”ネタ”となります。」と話され、コピー用紙100枚近くに及ぶ資料を元に、ご自身が40年間にわたり蓄積してきた”法話のネタ”を惜しげも無く開示された。資料には香川師が実際にお通夜や法事、お寺の行事等で行なってきた法話の内容が事細かに解説されており、正に法話の教本と言えるものであった。参加者も熱心に耳を傾け「明日の法事で使わせていただきます。」「自分のネタに出来るよう精進します。」との声が聞かれ、あっという間に90分の講演が終了した。



















