全国の通信記事
2025年5月11日号
東京西 練馬区大乗院で入寺式
【東京西】令和七年 五月十一日(日)練馬区大乗院にて、僧侶・檀信徒あわせて約百二十名が見守るなか、法灯継承式が執り行われた。雅楽の音色が響きわたる本堂には、堂内に入りきれないほどの檀信徒が参列し、第四十世・井上浩達師から第四十一世・井上浩純師へ払子が継承された。
挨拶に立った本山瑞輪寺の井上日修貫首は、勇退される前住職・浩達師が自身の弟であり、同寺に来る以前は師弟関係にあったことに触れた。そのうえで、浩達師が同寺と縁をもった経緯を語り、永年にわたり護持と丹精された浩達師と妙子夫人へ労いの言葉を述べた。また体調を崩している浩達師へ、今後は悠々自適に過ごしてほしいと願いを込めた。続いて謝辞に立った浩純新住職は「これだけ多くの方々が集まってくださったのは、師匠である井上浩達前住職がこれまで積み重ねてきた功績の賜物です。この光景を目の当たりにし、私もその背中に負けぬよう、一層精進してまいります」と力強く抱負を語った。
2024年10月29日号
東京西 いのり題目の日
【東京西】令和6年10月29日に宗務所主催による「いのり題目の日」が本山堀之内妙法寺に於いて、総勢200人以上の参加者を得て開催された。法要に先立ち講演された大句哲正師(石川県第二部宗務所長)「能登に心をよせて」をテーマに、能登半島地震について話された。
法要では浅井信英師(東京都西部宗務所所長)が導師を務め、被災物故者の霊位への供養及び被災地の復興を祈念し追善法要を厳修した。唱題中には能登半島地震の被災状況をスクリーンで映し、檀信徒全員で団扇太鼓を叩き500キロ離れた能登に心をよせた。
また仮堂にて義援金活動の一環として、お題目写経への協力を呼びかけ多くの参加者が真心込めて書写した。
門前ではキッチンカーを設け、檀信徒の心と体を満たした。
2024年5月28日号
東京西 宗務所韓国団参記事
【東京西】令和6年5月28日東京都西部宗務所主催で教師団参を敢行し、総勢22名の参加で韓国、寶土寺を参拝した。寶土寺本堂にて『日韓立正平和祈願法要』を浅井信英宗務所長を御導師に、禹法顯上人を修法導師に迎え法要を営んだ参加された寶土寺の信者からは手厚く歓迎を受け、参加者からは「熱心な信者が多く、まるで自分の心も洗われたような気持ちになった」などという声も聞かれた。