全国の通信記事
2024年5月28日号
東京西 宗務所韓国団参記事
【東京西】令和6年5月28日東京都西部宗務所主催で教師団参を敢行し、総勢22名の参加で韓国、寶土寺を参拝した。寶土寺本堂にて『日韓立正平和祈願法要』を浅井信英宗務所長を御導師に、禹法顯上人を修法導師に迎え法要を営んだ参加された寶土寺の信者からは手厚く歓迎を受け、参加者からは「熱心な信者が多く、まるで自分の心も洗われたような気持ちになった」などという声も聞かれた。
2024年3月28日号
東京西 小説家泉鏡花改葬法要
【東京西】3月28日(木)10時半から新宿区圓福寺(住職長亮達師)に於いて、泉鏡花(1873-1939)の改葬法要が執り行われた。
泉鏡花は日本の小説家で明治後期から昭和初期にかけて小説のほか、戯曲や俳句も手がけた。代表作は「高野聖」、「婦系図」、「歌行燈」などがある。
圓福寺とは夫人のすず氏が23世長亮静師に帰依して信徒となった頃から始まる。当時の圓福寺の墓地は杉並区にあったが、鏡花は都立雑司ヶ谷霊園に埋葬された。墓地継承者の岡本卓三氏(泉鏡花の親戚)は、同霊園では継承者がいなくなると石碑等は撤去されることを知る。お墓を残すために泉家の菩提寺であった25世長亮正師に相談した末に、圓福寺が境内地を拡張してつくった墓地に雑司ヶ谷霊園から石碑を移転し、改葬をすることとなった。
参列された岡本氏からは「菩提寺である圓福寺にお墓を移せたことが何より嬉しい、戻るべき場所に戻ってきた。」などの声が聞かれた。
2023年12月5日号
東京西 「お寺の掲示板大賞」に妙円寺住職本間大智師
【東京西】12月5日、仏教伝道協会主催、お寺の掲示板を表彰する「輝け!お寺の掲示板大賞2023」の受賞作品が発表された。全国寺院の掲示板の標語をSNSに投稿してもらい、ありがたさやインパクトなどで賞を決める企画である。今回過去最多の4107作品が寄せられた。今年の仏教伝道協会大賞には、妙円寺住職本間大智師(東京都渋谷区)の「ことばだけ立派な者は敵である 釈尊」に決定した。この言葉は『シンガーラ青年への教戒』というお経にあるもの。
本間師によると「行動と言葉がかけ離れてしまうことは誰でもありますが、仏教はその人が何をしているかという事を重要視します。行動と言葉の乖離には極力気を付けたいと思います。自分への戒めのつもりでこの言葉を選び掲示しました。」とのこと。