全国の通信記事
2022年11月23日号
高知 檀信徒研修道場
【高知】宗務所(齊藤隨理所長)主催による檀信徒研修道場は十一月二十三日、南国市細勝寺(久保智教住職)で開催され、檀信徒約十名が参加した。
午後二時の開講式に続き、橋田文成師(高知市要法寺内)による「アンガーマネジメントと仏教」と題した講話が行われた。人間が生きる中で避けられない怒りという感情をいかにコントロールすべきか、仏教的視点で解説された。
休憩を挟み、久保智教師の導師による唱題行が行われ、僧俗一体となって日蓮聖人に対する報恩が捧げられた。久保師は「一遍唱えようが百遍唱えようが、唱題であることは変わりない。大事なのは御題目の力を疑わず信じきることだ」と語った。
閉講式では齊藤所長が「今日の話や体験を皆さまの信仰の糧にしていただきたい」と話し、参加した檀信徒からは「日頃の生活と仏教が密接に関わっていることに気づかされた」「有難い話を聞くことができ、清々しい気持ちになった」といった声が聞かれた。
2020年2月16日号
高知 奉納野試合
【高知】蔵福寺(齊藤隨理師)主催で2月16日第58回奉納野試合が開催され、県内の剣道道場生140名が紅白にわかれ歓声をあげた。
この“合戦”は蔵福寺守護神春の大祭の後に行われている。当日はあいにくの雨になり近くの日章小学校の屋内決戦となったが、子ども達は所せましと奮闘した。開会式に先立ち出仕僧侶一同による加持祈祷が行われた。
子供の頃この祭に参加し、今自分の子供が参加している男性は「普段の試合と違い、合戦絵巻を見ているようです。永く行って欲しい」と話してくれた。齊藤師は「道場所属の枠を越えて、力を合わせて一つのことを成し遂げる経験になって欲しい」と話してくれた。
2019年11月9日号
高知 アンサンブルくらすとACT12
【高知】11月9日(土)南国市蔵福寺(齊藤隨理住職)で「アンサンブルくらすとACT12」が開催された。このアンサンブルくらすとは県内の金管楽器、木管楽器、打楽器奏者によって構成され、齋藤住職が団長を務めている。
18時30分本堂内をライトアップした幻想的な雰囲気のなか「東京オリンピック前回大会」のファンファーレで開幕し、演奏メンバーが入れ替わり全15曲を演奏した。また齋藤住職自身も自らアルトサックスを手に取り「G線上のアリア」を披露した。訪れた方からは「お経しか読まないイメージのあるお坊さんが、楽器を吹くというミスマッチがよかった」という声が聞かれた。
齋藤住職は「蔵福寺は1年に1度ライブハウスになります。普段何かと敷居が高く感じられるお寺に、どんなことであれ、足を運ぶ事に繋がってほしい」と語ってくれた。