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2025年7月4日号

高知 高知大空襲追善慰霊行脚

高知250707③hp【高知】第二次世界大戦中に400人以上が犠牲となった高知大空襲から7月4日で80年となり、宗務所(齊藤隨理所長)による追善慰霊行脚が高知市で行われた。管内教師8名が参加し、戦没者の慰霊と共に、立正安国・世界平和への誓いを新たにした。

米軍機による高知市への空襲は計7回、そのうち最も被害が大きく及んだのがこの日の「高知大空襲」である。高知市筆山町の要法寺(橋田文妙住職)の境内は、空襲犠牲者の遺体安置所となり、多くの約半数の遺体が運び込まれたと伝わる。

行脚隊は午前8時30分に要法寺を出発し、寺のすぐ近くを流れる鏡川沿いに建てられた平和祈念の碑を訪れた。市主催の慰霊祭の開催に先立ち、齊藤所長導師のもと読経唱題を捧げた。

四国地方は今年、観測史上最も早い梅雨明けが報じられ、朝から気温30度を超える真夏日となった。参加した教師は一様に汗を流しながら、団扇太鼓の打ち鳴らしながら、お題目を声高らかに唱え練り歩いた。

2025年4月19日号

高知 立教開宗会・第五十八回国祷会

高知250421⑤【高知】宗務所(齊藤隨理所長)主催による立教開宗会・第五十八国祷会は四月十九日、幡多郡大月町法蓮寺(浅野祐樹住職)で開催され、管内教師十二名が出仕、檀信徒約五十名が参加した。

午後一時より齊藤所長導師による両法要が行われ、日蓮聖人立教開宗の往時を慶讃すると共に、世界平和と立正安国に向けた力強い加持祈祷がなされた。

法要に続き、高知県布教師会長の渡邊泰雅師(仁淀川町善法寺住職)による法話が行われた。

大月町は高知県西部に位置する柏島にあり、人口は六百名ほどながら近年はダイビングなどの海水浴客が多く訪れる観光地としても名高く、法蓮寺を会場とするのも約二十年ぶりとなった。県中心部より車で三時間かけて訪れた檀信徒の姿も見られ、参拝者の一人は「柏島の住民の方や檀信徒の皆さんと久しぶりにお会いできてうれしい」と話し、終始和やかな雰囲気の中で日蓮聖人への報恩の心を新たにした。

2025年2月15日号

鳥取 山根義正師の帰山奉告式

鳥取250220③【鳥取】2月15日、鳥取市本慈院(山根慈弘住職)に於いて、初行を成満した山根義正師の帰山奉告式が行われた。

晴天ながらも沿道にはまだ雪が残る寒さのなか4名の同行僧と共に唱題行脚し、80名を超える檀信徒や寺族、管内僧侶が出迎え、無事帰山した。帰山後は水行式、また同寺では50年ぶりとなる奉告式が始まると、義正師ら行僧の鍛え抜かれた読経の声、そして木剣の音が堂内に力強く響き渡った。なかには成満した義正師のたくましく凛々しい姿に感激し、涙する檀信徒の姿もみられた。

式後の挨拶では、檀信徒や寺族の祈りのおかげで無事に成満できたことへの感謝、さらにこれからも変わらず精進を続け、寺門や檀信徒へ尽力していくと誓った。

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新年のご挨拶。

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