全国の通信記事
2025年10月25日号
高知・南国市細勝寺で秋のキャンドルナイト開催
【高知】南国市細勝寺(久保智教住職)で10月25日、「細勝寺 秋のキャンドルナイト2025」が開催された。県内外より訪れた約100名の来場者で賑わった。
普段の寺の行事とは違った催しを通じて、仏教や寺を身近に感じ、檀信徒や地域住民の仏教に対する裾野を広げ、多くの人とお題目との結縁を目指して、令和元年より同寺で始められたこのイベントは毎年秋に開催され、コロナ禍による休止期間を経て今回で4回目を迎えた。寺のいたるところに約300個のキャンドルが並び、幻想的な秋の夜長を演出した。
境内では県内各地より人気の飲食店や雑貨店が集うマルシェも催され、10店舗が軒を連ねた。また、本堂ではコンサートが開かれ、タレントの山下耀子さんが進行を務め、音楽ユニット「サンドイッチパーラー」、シンガーソングライターのCHiHARUさんの歌声が響いた。プログラムの終盤では恒例となった久保師による「仏教と音楽」と題した法話と聲明法要も営まれ、参列者は心静かに耳を傾けた。他に写経体験や限定の御朱印頒布、地域の子どもたちが描いたイラスト入りキャンドルが並ぶなど、仏教に触れるプログラムが盛りだくさんとなった。
来場者からは「幻想的な空間に心地よい音楽がぴったりで、お寺は楽しい場所なのだと感じられた」「若い住職のチャレンジを応援したい。ぜひ長く続けて欲しい」などの声が聞かれた。イベントは細勝寺と有志スタッフでつくる実行委員会が共催し、実行委員長も務めた久保師は「キャンドルナイトで灯されたひとつひとつの小さな光が、明日を照らし希望の見える一筋の光となるよう祈っている。少しでも多くの人にお題目の光を届けられるよう更に活動を続けたい」と次回の開催にも意欲を見せた。
2025年9月28日号
高知 中四国教区檀研道
【高知】中四国教区(渡邊泰宏教区長)主催による第37回檀信徒研修道場は9月28日、高知県南国市細勝寺(久保智教住職)で開催した。高知県宗務所(齊藤隨理所長)を当番管区とし、中四国教区各管区より25名の檀信徒が参加した。
午前11時より開会式が行われ、渡邊教区長は「ぜひ教養を身に付けて、信行を深めてほしい」と参加者に言葉を送った。続いて高知県の渡邊泰雅伝道担当事務長による「お香をお供えする」と題した講話が行われた。日頃寺や自宅の仏壇で供えるお香の歴史や意味が語られ、参加者は熱心に耳を傾けた。
正午よりお香調香家の清水悦子氏(高知市てふてふ代表)を講師に迎え塗香作成体験が行われた。9種類の生薬を混ぜ合わせて作る塗香に一同興味の眼差しを向け、清水氏による解説も交えながら約90分間に及ぶ塗香作成のワークショップが開かれた。
午後2時より自分で作成した塗香を早速用いた写経が行われ、一字一字集中して法華経の書写に取り組んだ。
すべてのプログラムを終え、閉会式では渡邊教区長より参加者へ修了証が手渡された。当番管区の齊藤所長は「今日の研修で得たことを明日からの信行の糧として欲しい」と参加者に労いの声をかけた。檀信徒は「日頃味わうことができない体験ができ、とても実りある研修道場で楽しかった」と一様に顔をほころばせた。
2025年7月4日号
高知 高知大空襲追善慰霊行脚
【高知】第二次世界大戦中に400人以上が犠牲となった高知大空襲から7月4日で80年となり、宗務所(齊藤隨理所長)による追善慰霊行脚が高知市で行われた。管内教師8名が参加し、戦没者の慰霊と共に、立正安国・世界平和への誓いを新たにした。
米軍機による高知市への空襲は計7回、そのうち最も被害が大きく及んだのがこの日の「高知大空襲」である。高知市筆山町の要法寺(橋田文妙住職)の境内は、空襲犠牲者の遺体安置所となり、多くの約半数の遺体が運び込まれたと伝わる。
行脚隊は午前8時30分に要法寺を出発し、寺のすぐ近くを流れる鏡川沿いに建てられた平和祈念の碑を訪れた。市主催の慰霊祭の開催に先立ち、齊藤所長導師のもと読経唱題を捧げた。
四国地方は今年、観測史上最も早い梅雨明けが報じられ、朝から気温30度を超える真夏日となった。参加した教師は一様に汗を流しながら、団扇太鼓の打ち鳴らしながら、お題目を声高らかに唱え練り歩いた。



















