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2024年4月28日
高知 立教開宗会・第五十七回国祷会
【高知】宗務所(齊藤隨理所長)主催による立教開宗会・第五十七国祷会は四月二十八日、南国市蔵福寺で開催され、管内教師十名が出仕、檀信徒約三十名が参加した。
午前十一時より齊藤所長導師による両法要が行われ、日蓮聖人立教開宗の往時を慶讃すると共に、世界平和と立正安国に向けた力強い加持祈祷がなされた。また四月十六日深夜に発生した豊後水道を震源とする最大震度六弱を観測した地震で、被災した宿毛市の早期復興も祈願された。
午後一時より檀信徒協議会研修が行われた。講師に日蓮宗常任布教師の奥田正叡師(京都府常照寺住職)を招き、日蓮聖人御一代記を通じて七年後に迫った七五〇遠忌への心構えを聴聞した。
参加した檀信徒は日蓮聖人に対する報恩の誠を新たにした。閉会式で齊藤所長は「今日の法要に参列した心、聞いた話を日々の信行に活かしてほしい」と話した。