全国の通信記事
2025年11月6日号
北海道東 管区教化学研究集会
【北海道東】十一月六日、釧路市米町法華寺(室伏見秀住職)を会場に、北海道東部教化センター(池田町妙経寺住職室伏見真センター長)主催の研修会が開催された。
講師に日蓮宗現代宗教研究所所長赤堀正明師を迎え、管内教師十四名が参加聴講した。
提示された課題は、
① 伝統的教義を現代的にどう翻訳するか
② テクノロジー・社会変化にどう適応するか
③ 僧侶自身が安心できる道をどう見出すか
と多岐に亘ったが、実例や御遺文を紹介しながら、解決策や実践法をわかりやすく示し、講演は約四時間に亘った。
研修会の後の座談会では、参加教師より「そもそも仏法とは何か?AIと人間が共生する世の中はどのようなものか?仏教は科学をどう捉えるか?」等々、様々な質問が出て、有意義な時間を過ごした。
2025年10月28日号
埼玉県声明師会講習会
10月28日、埼玉県声明師会では、新宿・瑞光寺にて星野顕総住職を講師にお迎えして「法服・袈裟・法衣について」の講義を受けました。
星野住職からはまず、「法服とは僧侶の服装であり、釈尊が出家者と在家の人を区別するために考えられたもの」とのお話がありました。その形は阿難尊者が田んぼの区割りを見て発想した田相衣に由来するとのこと。
袈裟については、「律衣」と「官衣」の二つに分かれ、五条・七条といった条数にも意味があることが解説されました。特に、青森・蓮華寺の角田上人による“折五条”の考案など、伝統の中にも時代に合わせた工夫がなされていることが紹介されました。
本宗独自の直綴(本衣)や素絹、指貫などについても解説があり、袖裏の色や紐の組み方など細部にわたる規定が、僧侶としての清浄と端正を表すものであることを学びました。
講義の後には、実際に衣を着装する体験も行われました。星野住職は「衣は心を正すためのもの」と語られ、その言葉が心に深く残りました。
講義を終えて、声明師会星会長は「普段なかなか目にすることのない貴重な衣を間近に拝見し、詳しく学ぶことができ大変勉強になった。今回の学びを今後の活動に活かしていきたい」と挨拶されました。
参加者一同、衣に込められた教えの尊さを改めて感じ、僧侶としての自覚を新たにする一日となりました。
2025年10月26日号
栃木 第1回仏教書道研究会
【栃木】栃木県布教師会・日青会は10月26日、宇都宮市妙金寺で、当寺の住職であり栃木県布教師会会長を務める野澤智秀師を講師に迎え、「仏教書道研究会」と題して研修会を行い、管内僧侶12人が参加した。研究会は講義と実践の二部に構成され、前半の講義では上達の一番の近道である“書き込む”ことの重要性や、書き手と共に筆を育てていくにあたっての心構え、実践するにあたって抑えるべきポイントを学んだ。後半の実践では塔婆・位牌・御首題など、参加者それぞれが法務で課題とする内容に取り組んだ。



















