2025年6月14日
兵庫東 明石市立正寺で落慶法要
開基堂・書院改築落慶法要
【兵庫東】6月14日、明石市立正寺(安達瑞功住職)において、安達住職を導師に脇導師並びに式衆、計7名の出座のもと開基堂・書院改築落慶法要が執り行われた。
満堂の堂内には力強い読経・お題目が響きわたり、安達住職が奉告文を読み上げるお姿に、共に尽力してきた檀信徒は一心に手を合わせた。
法要中には新開基堂建立に合わせ、遷座していた日蓮聖人・七面大明神をはじめ、数多くの御神仏が檀信徒一人ひとりの手により元の座へ安置された。
安達住職は法要後の挨拶で「長かったです。やっと終わりました。」と冒頭に仰った。それもそのはず、コロナウイルスの蔓延やさまざまな苦悩を背景に、完成にいたるまで苦節8年の歳月を経た。その苦悩を知る檀信徒は「立正寺は私たちの心のよりどころです。無事に完成までたどり着けたことが何よりも嬉しい。」と感謝を伝え、来賓として祝辞を述べた松本恵孝宗務所長は、苦節8年の功績を労った。
当日は終始、ひどく雨が降り注いだ。安達住職はこの雨を「七面大明神(龍神)様が心から喜んでくれている」と表現した。