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2025年5月20日
愛知名古屋 名古屋市首題寺で入寺式
【愛知県名古屋市】春の心地よい風が吹く5月11日、名古屋市中区にある首題寺において有縁の教師・檀信徒が見守る中、大勢の稚児と共に第19世加藤通幸師から第20世鈴木賢温師へと法燈が継承された。
加藤通幸師は、平成9年より首題寺の住職を務め、今日まで寺門の護持に尽力した。
鈴木賢温新住職は拂子を受け取るとまず、仏祖三宝への給仕の誠を捧げる供膳を供え、奉告文を奉呈した。その後太鼓が響き渡る中、参列者と共に唱えるお題目の声が響き渡った。鈴木師は寺門興隆・発展を誓い、「以前、管内先輩僧より、お寺の住職になることは歴史に名を刻むことと伺った。首題寺の歴史に恥じぬよう、師匠の19世まで続いたお寺を護り、皆さんに親しみを持ってもらえるお寺になるよう努めて参ります」と決意を述べ、檀信徒らは「新住職と共にお寺を盛り上げていきたい」と嬉しそうに語ってくれた。