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2025年4月29日号
神奈川2 第16回チャリティーコンサート
【神奈川2】横須賀西ロータリークラブ(桐ケ谷主税会長)主催、社教会(楠山泰延会長)、青年会(品田祥哉会長)横須賀・横須賀北・横須賀南西・三浦各ロータリークラブ協賛の「第16回 チャリティーコンサート」が四月二十九日、横須賀市大明寺(楠山泰道住職)で行われ、スタッフや僧侶檀信徒、地域の人たち、ボランティアの社会人・大学生・三浦学苑高等学校のインターアクトクラブの生徒ら、延べ二百人が参加した。
同ロータリークラブは毎年四月二十九日、国際奉仕事業の一環として大明寺を会場にチャリティーコンサートを行っており、この事業の募金は「命 輝かすために 子ども達に明るい未来を」をスローガンに、災害被災地の子どもたちの教育施設などで幅広く活用されている。
コンサートの中では、それぞれ大明寺で活動している、大明寺合唱団「ロータス」、僧侶とその仲間たちによるバンド「BREY(ブレイ)」と双子デュオ「健太康太」、特別ゲスト 篠笛奏者 佐藤和哉さんらが演奏や歌を次々披露して会場を盛り上げ、終始盛況の中でコンサートは終了した。
会場ではT・M良薬センターによるチャリティーグッズの販売や、社教会による福祉施設で作られたお菓子の販売、ラーメンの出店も行われ、募金や出店の売上金はT・M良薬センターを通じて能登半島地震被災者支援に使われる。
大阪市 第773回 立教開宗慶讃法要
【大阪市】大阪府太子町に叡福寺というお寺がある。聖徳太子の御廟(宮内庁管轄)が護持されている歴史のある格式高い寺院である。
その一角に日蓮聖人の顕彰碑が建っている。日蓮聖人の御伝記によると、比叡山にて勉学に励まれていた若き日蓮聖人は近畿各地を遊学、その際叡福寺を訪れ聖徳太子の法華経弘通報恩のために7日間参籠なされたという。
この顕彰碑は、昭和9(1934)年大阪市北区本傳寺住職丸田恵貞上人の尽力によって建立された。大正10(1921)年に叡福寺で執り行われた『聖徳太子1300年遠忌法要』に参列された丸田上人は「聖跡」を示した板碑の損傷を憂いて、昭和6(1931)年『日蓮聖人650年遠忌』に際し叡福寺の協賛協力を得て記念塔の建立を発願された。昭和9(1934)年4月28日の立教開宗会には除幕式を開催し、宗門がこの「聖跡」を公認した。以来毎年4月29日には宗門法要として、管長名代の委嘱を受けた大阪市宗務所長が導師を務め、聖徳太子廟と記念塔の御前にて法要が営まれている。また、記念塔の右側に昭和60年に大阪日蓮宗青年会により建立された写経納経塚への納経法要も併せて行われている。
今年も4月29日(火・祝)午前11時より磯長 叡福寺において第773回 立教開宗慶讃大法要が執り行われ、僧俗併せて120名以上が参加した。法要に先立ち研修会館において、午前9時45分より大阪日青会長 神谷行宣師による前座法話。午前10時15分より日蓮宗専任布教師 大西慶明師による法話がなされた。その後、午前10時45分より管長名代委嘱式が行われ、下土井龍永宗務所長が管長名代の導師として、来賓に奈良県小野瑞正宗務所長をお迎えし、叡福寺の管主猊下ご列席の下、管区信徒青年会による纏を先頭に太子廟前まで行列にて移動。太子廟前において聖徳太子へ御回向申し上げた。更に纏が出迎える中、今年から椅子席となった記念宝塔前に場所を移し、立教開宗慶讃大法要を厳修。併せて神谷日青会長の導師による納経法要が執り行われた。抜けるような青空に恵まれ、皆晴れやかな気持ちに包まれ法要を締めくくることが出来た。
佐賀 佐賀市常照院で入寺式
【佐賀】佐賀市常照院で4月29日、第30世福山智哉師の法燈継承式が営まれ、僧侶檀信徒約120人が参加した。
一昨年遷化した先代で師父の福山智宣上人の位牌が安置された御宝前で、導師の日明寺住職・今泉智薬師から払子・過去帳が手渡された。
導師が新住職に移ると、奉告文を堂々と読み上げ、謝辞では「檀信徒の声を聴き、共に寺門繁栄のため精進します」と決意を語った。



















