2025年4月6日
山梨3 南アルプス市妙了寺千部会
【山梨3】4月6日、南アルプス市の一之瀬、高峰山妙了寺(阿部是秀住職)本堂に於いて一之瀬法縁の各聖や修法師が式衆を務め、妙了寺の檀信徒が集まる中、千部会法要が執り行われた。
妙了寺の千部会は4月8日の釈尊降誕会に合わせて行われていたが、昭和24年の千部会の際に火災が発生し数棟を残して灰燼に帰した歴史がある。
以来、70年に渡り諸堂の復興事業を続けてきており、本年は火災の際に損傷したが焼失を免れた日蓮大聖人の御尊像の修復作業が終わり、遷座開眼も法要に合わせて行われた。
満開となった参道の桜の花道の中を、稚児行列と共に大聖人の御尊像が乗せられた輿が妙了寺の役員に担がれ進み、檀信徒らの唱えるお題目の中、本堂に遷座された。式中には除幕式が行われ、鮮やかに彩色が施された日蓮聖人が姿を現し、稚児による祭文が読み上げられ法要に花を添えた。
阿部住職は歴代上人のご苦労を偲ぶと共に妙了寺の檀信徒の協力があってこそ大聖人の修復という事業を行うことが出来たと述べられ、13年後に来る妙了寺開創750年に向けて益々の発展を誓われた。
また、法要終了後には身延山久遠寺布教部長豊田慈證師による法話が行われた。



















