全国の通信記事
2024年12月14日
京都1 洛陽十二支妙見 宝剣引継法要
【京都1】令和六年十二月十四日(土)、京都市左京区 岡崎満願寺(示現山 満願寺)に於いて、洛陽十二支妙見の宝剣引継法要が、満願寺住職 藤井尚大師を導師として、洛陽十二支妙見各寺院の僧俗約百名の参加のもと勤修された。
洛陽十二支妙見は、御所の紫宸殿からみて十二支の方角に祀られている妙見菩薩を巡ることでその御利益を頂くという江戸時代から続く妙見巡りであり、毎年干支の当たり年である寺院にて翌年の当たり年になる寺院へ、妙見菩薩の宝剣を引き継ぐための法要である。
今年度は辰の方角にある満願寺から、巳の方角の日體寺へと宝剣が引き継がれた。
法要中に於いて、満願寺住職藤井尚大師と日體寺(京都市東山区)住職落井良紀師がそれぞれユーモラス溢れる引継の向上を述べ、笑顔の檀信徒の見守る中、宝剣が引き継がれた。
また修法による加持祈祷や法要後の福引などもあり、大いに賑わった。
引き継がれた宝剣は今後一年間、日體寺にて安置される。