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2024年11月10日
愛知名古屋 名古屋市本住寺で入寺式
【愛知名古屋】秋の深まりが感じられる11月10日、名古屋市東区にある本住寺において有縁の教師・檀信徒が見守る中、大勢の稚児と共に第26世関智苑師から第27世永田智瑛師へと法燈が継承された。
智苑師は、平成3年より33年間本住寺の住職を務め、92歳に至る今日まで寺門の護持に尽力した。
永田智瑛新住職は拂子を受け取るとまず、仏祖三宝への給仕の誠を捧げる供膳を供え、奉告文を奉呈した。その後太鼓が響き渡る中、参列者と共に唱えるお題目の声が響き渡った。智瑛師は寺門興隆・発展を誓い、「幾度となく荒廃し、その都度再建されてこられた先師・檀信徒のご先祖様に感謝し、開創以来27代目の住職として皆様にお題目のファンとなっていただけるようにより一層精進して参ります」と決意を述べ、檀信徒らは「若い住職と共にお題目を唱えていきます」と異体同心を誓った。