2024年5月23日
山梨4 甲府市で高源寺法燈継承式
【山梨4】令和六年五月二十三日、甲府市光照山高源寺にて、齊藤通利上人の法燈継承式が行われた。
荘厳な式の初めに、齊藤通利上人の第三十五世の住職辞令が山梨県第四部宗務所長鈴木康雄師より伝達され、檀信徒・僧侶合わせて約百名が見守る中、六百五十年の歴史がある高源寺に代々伝わる払子が授与された。
新住職を導師とした御宝前への法味言上の後には、宗務所長・法縁長の祝辞が続き、通利上人の誠実で、寺院・檀信徒・地域の方々を優しく慈しむ、誰からも好かれるお人柄が讃えられ「これからも皆様の心のより所なれるよう、心を清め磨いていくことが出来るお上人です」と語られた。
謝辞では新住職となった通利上人から「高源寺は昔から檀信徒・お上人の皆様がたくさん訪れ、人の温かみがあふれているお寺です。その想いを引き継ぎ、仏祖三宝様の教えを守り、人が集まる場所に私が御給仕する、それが私の住職としての役割だと思います。そしてその大切な事を次世代に伝えていきたいです。どうぞ今後も、皆様のお力添え賜りますようお願い致します」と、合掌し心よりの感謝を伝えた。