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2024年4月29日
兵庫北・第55回護法大会
【兵庫北】宗務所主催(堂前貫修宗務所長)の第55回護法大会が4月29日、朝来市覺性寺(清水隆澄住職)を会場に各地より159人が参加した。「なぜ生まれてきたのか くり弁 由比ヶ浜」と題して京都市護国寺住職上田尚史師の高座説教、法要、寺庭婦人会による宗歌・仏讃歌・和讃の奉唱が行われた。
上田師は、なぜ生まれてきたのかというテーマで高座説教をされた。法華経法師品のなかにお説きなられていることを紹介し、生けとし生きる者を愍(あわ)れむためにこの世に生まれたことを明晰に説明された。愍(あわ)れむとは、他人のために行動することである。そして、日蓮聖人が伊豆法難に際する日朗上人との「由比ヶ浜の別れ」のくり弁が行われ、聴聞した参加者は熱心に聞き入っていた。