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2024年3月10日
京都1 本山 本満寺伊丹瑞栄師晋山式
【京都1】令和六年三月十日(日)、京都市上京区の本山 本満寺(廣宣流布山 本願満足寺)に於いて、第六十四世 瑞相院日顕(伊丹瑞栄)上人の法灯継承式が、身延山久遠寺持田日勇法主猊下、田中恵紳宗務総長などの来賓各聖、また僧俗約二百名が参列する中、厳かに営まれた。
晋山にあたり、伊丹日顕貫首は奉告文の中で身延山中興のの重乾遠の三師や、師範である本満寺第六十二世伊丹日章上人の功績に触れ、「恩山の一塵徳海の一滴に粉骨を以て謝するがごとき思いであり、後席を拝するにその責任の大いなるを感ずるも、其の身文字通り浅学菲才にして得る処無く、其の任に有らざれども、本日御来駕の各御尊聖の御指導御鞭撻と、有縁の檀信徒各位の御協力を請い願いて、微力乍ら報恩の誠を盡す覚悟なり」と御宝前に申し上げられた。