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2023年7月29日
広島 第1回死の体験旅行Ⓡin本覚寺
【広島】 広島市中区の本覚寺(渡部公友住職)で、7月29日、第1回死の体験旅行Ⓡin本覚寺が、広島市内外より5名の参加者にて開催された。
死の体験旅行Ⓡとは、欧米のホスピスで開発されたと言われるワークショップで、自分にとって大切なものを書き出し、ファシリテーターが語るストーリーに合わせて、時には諦め、時には手放す、死に至る過程を疑似体験するプログラムとなっている。
今年2月に大分市常妙寺(永石光陽住職)でワークショップを体験した渡部住職がその内容に感動し、5月に講師養成講座を受講したのち、準備を進めていた。
広島市在住の男性参加者は、「軽い気持ちで参加したが、普段、自分自身が意識していない部分に気付きを得た。また機会があれば参加したい」と感想を述べた。渡部住職は「死を見つめ、生を考える学びの機会として、今後も本覚寺で定期的に開催していきたい」と抱負を語った。(中谷康韻支局長)