2022年11月10日
豊能 第53回護法大会
【大阪豊能】11月10日能勢町浄るりシアターで宗務所主催、檀信徒協議会後援の第53回護法大会が開催された。未だコロナ感染症が収束しない不安な世情ではあったが、感染症対策を講じ、人数制限をとりながらも僧侶檀信徒330人が参加した。第1部は、桑木茂光宗務所長を導師に開会式を厳修。畑譲檀信徒協議会会長が大曼荼羅の御宝前に進むと、檀上の各寺院総代代表と共に「宗徒信条の要」を声高らかに奉読した。第2部は、昨年の京都市松林院住職大西秀樹師の法話に続く宗祖降誕800年慶讃「樹じゅ輪りん」企画の第2弾。能勢町真如寺住職の植田観樹師による『合掌でつなぐ~それ誰がやるの!~』と題する法話を拝聴した。第3部は海原はるか・かなたさんが『我が芸人人生~苦労の中に笑いあり~』と題する講演と得意の漫才を披露。ベテランのお二人だが、年齢を感じさせない掛け合いに会場は笑顔と笑い声に包まれた。最後は所長を導師に、青年会出仕のもと参加の各自が持参した団扇太鼓を手に唱題行を行い閉会。参加者の一人は「コロナ禍で久々に外に出ました。有難く楽しいひと時をありがとうございました」と会場を後にした。コロナ禍で人が集まることの難しい時代、信仰を同じくする仲間が一堂に会し、温もりあるお題目を共に唱え、改めて護法の念を深める貴重な一日となった。