全国の通信記事
2022年7月29日号
宮崎・鹿児島・沖縄 本光寺よろこび寺子屋
【宮崎・鹿児島・沖縄】暑い日差しの中、7月29日(金)宮崎県日向市本光寺におきまして第2回本光寺よろこび寺子屋が開催され小学1年~6年生20名の子どもたちが参加されました。コロナ禍どうにか開催できないかと何度も協議を重ね昨年から始まった日帰りの寺子屋。
総代役員、婦人部、寺族と万全の準備を整え今年も無事に開催されました。
朝8時から宿題、数珠作り、唱題行、写経、感謝のお手紙のプチ修行。お昼は婦人部特製のお肉お野菜たくさんのカレーライス。午後はスイカ割りに宿題と午後3時まで仲間たちと助け合い参加された子どもたち全員無事にやり遂げました。本光寺総代長の河野政志さんは『今日お寺で過ごした経験を生かし、お家のお手伝いを進んでしてください。また、事故に気をつけ、長い夏休みを有意義に過ごし、来年お会いしましょう』との言葉に多くの子どもたちが来年も参加します!と笑顔で返事をし、無事に終わりました。
2022年7月27日号
兵庫西 修養道場
【兵庫西】毎年恒例の修養道場が7月27日・28日、1泊2日の日程で兵庫西部青年会(谷口慈晃会長)主催により、たつの市室津大聖寺を会場に小学1年から6年の19名が集まり開催された。
新型コロナウイルスの影響で過去2年間は中止となり、本年も感染拡大により開催が危ぶまれたが、最も我慢してきた子供たちに夏休みの思い出を残したいとの会員の強い思いにより、感染対策に細心の注意を払って開催された。
1日目はお経練習に始まり、紙で作る蓮「ハスワーク」作成や屋外でうちわ太鼓を用いての唱題行を行った。夕食は恒例のバーベキューでおなかを満たし、一日の終わりにはハスワークの幻想な光の中で瞑想を行った。
2日目は漁師町室津の特色を生かした魚の調理体験により、自分で調理し、食べるという一連を体験することで食べ物の大切さを学び、腕輪数珠を作りでは子供たちの個性輝く様々な数珠が出来あがり、その数珠に青年会員全員で子供たちの願いを込めて修法祈願した。
充実した修養生活を送った子供たちは、「来年も必ず来ます」との言葉を残して修了式を終えた。
谷口慈晃会長は「これからの生活の中でも、何でもチャレンジをするということ。仏さまや神さまが見守ってくれているということ、を心に留めて楽しく過ごしてほしい」と子供たちに語った。
本年10月29日に行われる御降誕800年管区慶讃法要において、参加した子供たちによるハスワークの奉納とうちわ太鼓の唱題が行われる予定である。
千葉東 「てらこや」
【千葉東】青年会(長谷川雄宣会長)主催の少年少女研修が匝瑳市飯高寺(山田教周代務住職)において7月27日9時~16時半の日帰りで開催された。昨年は開催直前に台風の直撃予報で残念ながら中止させられた。今年は、千葉県内の少年少女30名募集のところ24名が参加し、12名の青年教師が指導にあたった。その他、飯高寺の世話人さんが数人お手伝いしてくれた。
飯高寺は日本最古の大学と言われ、飯高檀林の跡地でもあり、多くの僧侶や沙弥が学んだ由緒ある聖地です。そこで、午前中に飯高寺境内でのフィールドワーク(森の中で生き物の観察)を行った。また、午後は南無妙法蓮華経や宝塔偈の写経を行なった。その後、腕輪タイプの数珠作りも体験した。そして、清掃作業を体験し、じゃんけん大会で懸賞獲得を競いあった。
ある母親は「厳粛な雰囲気での修行を体験させたかったので申し込んだ。」と話をしていた。また、開校式の挨拶で、飯高寺長谷川執事長は「多くのお坊さんが一生懸命修行をした このお寺で楽しい思い出も作ってください。」。協賛している千葉県東部宗務所の冨永所長は「実践してから、色々学ぶ事も大切です。合掌はお互いに拝みあう形です。友達同士でも拝みあってください。保護者の方々、子供たちの新たな成長に期待して下さい。」
参列した10数人の保護者たちは厳粛な雰囲気に満足そうであった。