2022年7月27日
千葉東 「てらこや」
【千葉東】青年会(長谷川雄宣会長)主催の少年少女研修が匝瑳市飯高寺(山田教周代務住職)において7月27日9時~16時半の日帰りで開催された。昨年は開催直前に台風の直撃予報で残念ながら中止させられた。今年は、千葉県内の少年少女30名募集のところ24名が参加し、12名の青年教師が指導にあたった。その他、飯高寺の世話人さんが数人お手伝いしてくれた。
飯高寺は日本最古の大学と言われ、飯高檀林の跡地でもあり、多くの僧侶や沙弥が学んだ由緒ある聖地です。そこで、午前中に飯高寺境内でのフィールドワーク(森の中で生き物の観察)を行った。また、午後は南無妙法蓮華経や宝塔偈の写経を行なった。その後、腕輪タイプの数珠作りも体験した。そして、清掃作業を体験し、じゃんけん大会で懸賞獲得を競いあった。
ある母親は「厳粛な雰囲気での修行を体験させたかったので申し込んだ。」と話をしていた。また、開校式の挨拶で、飯高寺長谷川執事長は「多くのお坊さんが一生懸命修行をした このお寺で楽しい思い出も作ってください。」。協賛している千葉県東部宗務所の冨永所長は「実践してから、色々学ぶ事も大切です。合掌はお互いに拝みあう形です。友達同士でも拝みあってください。保護者の方々、子供たちの新たな成長に期待して下さい。」
参列した10数人の保護者たちは厳粛な雰囲気に満足そうであった。