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2022年5月24日号
新潟北 聖地顕彰 ご遺文奉読会
【新潟北】令和4年5月24・25の両日、佐渡市において、日蓮聖人『観心本尊抄』述作750年を記念する「聖地顕彰 ご遺文奉読会」が開催され、新潟3管区の教師18名が参加した。24日は、本尊抄述作の地である本山妙照寺境内の始顕本尊宝塔前にて読経供養し、新潟西部近藤玄省所長より、昨年12月火災により焼失した伽藍の復興を願う御回向がなされた。続いて本山妙宣寺に移り、本堂を会場として奉読会を行い、『観心本尊抄』全編を2日かけて完読した。当奉読会は日蓮聖人佐渡御法難の各霊跡で、その地にゆかりの御遺文を拝読する企画で、長岡市寺泊祖師堂(『寺泊御書』)、佐渡市根本寺(『開目抄』)に続く第三回目の開催となった。次回は、柏崎市番神堂(『光日房御書』)で開催予定。
青森・日蓮聖人降誕800年慶讃青森管区記念法要を誕生寺で開催
【青森】宗務所(秋田堯瑛所長)は5月24日、教師と寺族合わせて21名が千葉県誕生寺を参拝し、宗祖降誕800年慶讃東北教区大会円成奉告青森管区記念法要を行った。当初は当管区の宗務所団参に併催して行われる予定だったが、新型コロナウイルス対策のため檀信徒の参加を見送り、最少人数で行うことにした。
導師委嘱の儀の後、法要に入った。式中では「日の本の安房の長狭の小湊に誕生なされし高祖日蓮、不退転妙法伝えて800年ご降誕を祝う嬉しさ、み仏は霊山浄土を築けよと本化上行祖師に託せり、世も人も宗祖降誕800年祝いて進め皆帰妙法」と日蓮聖人降誕800年慶讃和讃を皆で奉唱しお祝いした。秋田所長は慶讃文にて、コロナ禍により延び延びになっていた東北教区大会を昨年9月5日に無事に円成できたこと、更には規模を縮小せざるを得なかったがリモートにより後世につながる大会になったことなどを奉告した。蘇生の誓いでは寺族を代表して弘前市法立寺(小野泰幹住職)寺庭夫人の小野文さんが更なる法華経弘通を誓った。
なお前日は清澄寺を参拝し、旭が森でご来光を拝んだ。参加者の一人は「参拝は3度目だが、今回ほど美しいご来光は初めてだ」と感激していた。
2022年5月23日号
静岡中
【静岡中】管内青年会和党会(天田真寛会長)は5月23日、フードドライブへの食料協力支援活動を行った。世界平和・疫病退散を祈念した読誦会を富士市法蔵寺(白木智馨住職)にて執り行ない、会員や檀信徒から寄せられた支援物資を御宝前に供えた。
法要後、青山泰観事務局長(蓮心寺内)岡田勸正会計(福泉寺内)臼武恵太局員(栄昌寺内)が富士市社会福祉協議会へ物資を届けた。
富士市ユニバーサル就労支援センター長の三好泰枝さんによると長引くコロナ禍で経済状況が逼迫している世帯を中心に物資が常に足りない状態との事で、寄贈者への感謝と共にさらなる支援の輪が広がる事を期待された。フードドライブは全国の社会福祉協議会などの窓口で個人でも寄付が出来る。