2022年5月24日
青森・日蓮聖人降誕800年慶讃青森管区記念法要を誕生寺で開催
【青森】宗務所(秋田堯瑛所長)は5月24日、教師と寺族合わせて21名が千葉県誕生寺を参拝し、宗祖降誕800年慶讃東北教区大会円成奉告青森管区記念法要を行った。当初は当管区の宗務所団参に併催して行われる予定だったが、新型コロナウイルス対策のため檀信徒の参加を見送り、最少人数で行うことにした。
導師委嘱の儀の後、法要に入った。式中では「日の本の安房の長狭の小湊に誕生なされし高祖日蓮、不退転妙法伝えて800年ご降誕を祝う嬉しさ、み仏は霊山浄土を築けよと本化上行祖師に託せり、世も人も宗祖降誕800年祝いて進め皆帰妙法」と日蓮聖人降誕800年慶讃和讃を皆で奉唱しお祝いした。秋田所長は慶讃文にて、コロナ禍により延び延びになっていた東北教区大会を昨年9月5日に無事に円成できたこと、更には規模を縮小せざるを得なかったがリモートにより後世につながる大会になったことなどを奉告した。蘇生の誓いでは寺族を代表して弘前市法立寺(小野泰幹住職)寺庭夫人の小野文さんが更なる法華経弘通を誓った。
なお前日は清澄寺を参拝し、旭が森でご来光を拝んだ。参加者の一人は「参拝は3度目だが、今回ほど美しいご来光は初めてだ」と感激していた。