全国の通信記事
2022年1月15日号
徳島 一日寒修行
【徳島】宗務所主催の一日寒修行が15日、徳島市本行寺を会所として開催され、檀信徒、寺族16人が参加した。
寒修行は古くより市内の寺院5ヶ寺が小寒から節分までの寒中に行っており、夕方6時から市内6コースを日替わりで団扇太鼓を叩きながらお題目を唱えて1時間ほど歩く。途中、その地区の檀信徒の宅や店に立ち寄り、家内安全や除災得幸、商売繁盛等を祈念、寒行さんと呼ばれ親しまれている冬の伝統行事である。以前は檀信徒も参加していたが交通事情の悪化や参加者の高齢化によって現在は僧侶のみで行っている。
宗務所ではこの寒修行に檀信徒や寺族が参加できるよう平成21年より開催している。
2022年1月13日号
静岡西 木谷祥現師本葬儀
【静岡西】湖西市の豊立山妙安寺第三十五世住職、木谷祥現師こと一要院日祥上人が令和四年一月七日遷化し、妙安寺にて一月十三日に通夜、十四日に本葬が行われた(満六十一才、世寿六十三才)。管内では声明師会副会長、修法師会会長などの要職を歴任、なかでも平成二十九年十月に浜松で開催された第四十八回全国修法師懇話会山静教区静岡大会の際は大会実行委員長として指揮を振った。自坊では多数の信徒が参拝する星祭り行事などを先代住職から引き継いで、位牌堂新築、墓地の増設、檀信徒会館の改修など寺観も一新、遷化直前の四、五日前まで法務に邁進されていた。