全国の通信記事
2022年1月17日号
兵庫東 阪神淡路大震災慰霊法要
【兵庫東】青年会(岡田一慶会長)は、1月17日神戸市中央区東遊園地にて、阪神淡路大震災発生27年目の慰霊法要を行った。
午前5時46分に園内で黙祷し、物故者の霊位に読経回向した。その後、震源地に近い淡路島・岩屋漁港に向かい震災と海難物故者の追悼法要を行なった。
今年は灯籠で「忘 1・17」という文字が作られた。
街はは復興し当時の面影は残っていないが、あの日の惨劇や思いを風化させてはならないという気持ちが伝わってきた。
27年経ち、当時まだ生まれていない、震災を知らない世代へと伝えていく為に被災管区の僧侶として毎年慰霊行事を継続することが大切だと改めて感じた。
兵庫東 宗務所が震災慰霊法要
【兵庫東】1月17日、兵庫県東部宗務所 明石市本松寺で、阪神淡路大震災から27年目の慰霊法要が営まれた。コロナウイルス感染拡大対策の為、宗務所参事のみでの開催となったが、阪神淡路大震災犠牲者名簿を読み上げての供養が行われた。被災管区として、あの日を忘れずに供養を続けていくことの大切さを改めて感じた。
2022年1月16日号
名古屋 心の教育講座
【愛知県名古屋市】令和四年一月十六日(日)十四時より名古屋社会教化事業協会主催「心の教育講座」において、結城愛さんを講師に迎え「自分らしく生きる」~性別違和感と歩んだ道のり~を演題とし、檀信徒三十名程が集まり、ウインクあいちを会場に行われた。
結城さんは、身体は女性、心は男性のトランスジェンダーで、二〇一五年に性同一性障害の診断を取得し、男性ホルモン治療を開始し、現在に至っている。
幼少の頃より性に対する違和感を感じる事が多く、偽って生きてきた。大学生・社会人の頃、周りにカミングアウトしたら、受け入れてくれる人が多く、自身のありのままの姿をさらけ出すことが出来た。そのことから一人でも認めてくれたら生きていける、また自分らしく生きて良いのだと感じたそう。
今の社会が取り巻く問題として、LGBTがあげられるが、結城さんによると、「戸籍上の男性か女性かは重要だが、一番は自分が馴染み深い方を優先することが良いのではないか。」と語った。