全国の通信記事
2021年6月4日号
京都1 本山本満寺で紹継塾始まる
【京都1】6月4日、京都市上京区本山本満寺(伊丹日章貫首)主催で第11期「紹継塾」が開催された。この「紹継塾」は、全8回にわたり日蓮宗教学や天台思想などの講義が行われ、平成23年から毎年開催されている。昨年予定されていた第10期はコロナ禍により開催中止となった。しかし、今回、初の試みとして全講義オンラインで開催されることになり、受講生17名が参加した。本堂で行われた開校式では参加者の姿はなくビデオカメラが設置され、各々、自坊からパソコンに映る御宝前に手を合わせた。塾長名代である伊丹瑞栄師は挨拶で、「当山を広宣流布山本願満足寺と称し、開創六〇〇年の嘉辰を迎えたのを機縁とし、山寺号より発せられる釈尊の要請を受け、ご本願を満足に至らしめんと私塾が開校された。参加者の皆様もこの思いを共有しご精進して頂きたい」と話された。オンライン講義はコロナ禍により需要が増しており、本年お招きした講師の有本智成師(大阪市宗林寺住職)と笹川行恒師(東大阪市蓮城寺住職)は以前よりオンライン講義の経験がある。開校式に引き続き行われた第1講では、有本師の淀みなく慣れた講義に塾生は熱心に聴講し筆を走らせた。オンライン講義ということもあり、島根県から参加される方など、遠方からでも気軽に受講できるのがオンラインの大きなメリットである。コロナ禍により一時は行学の場が失われたが、今後オンライン講義が広宣流布の一助となっていくのは間違いない。ただ以前のように参加者が本堂で手を合わせる姿や、共に語り合う姿が見られないのは残念である。同志一同、一日も早いコロナ禍の収束を願う思いであろう。また、今後の開講日・講題は以下の通りである。参加希望の方は紹継塾運営事務局の大阪市雲雷寺06-6761-2484までお問い合わせ下さい。
第2回 7月9日(金)「天台大師の御生涯と法華経観」
第3回 9月14日(火)「法華文句と法華玄義の概説」
第4回 10月20日(水)「魔訶止観の概説と日蓮聖人の法華経観」
第5回 11月4日(木)「開目の人師と但行礼拝」
第6回 12月10日(金)「観心本尊と妙法五字」
第7回 1月14日(金)「立正安国と寿量顕本」
第8回 2月14日(月)「総論-門下の使命-質疑応答」
2021年6月3日号
福岡 第四十九回川施餓鬼法要
【福岡】筑後地区青年会(荒巻良文会長)は、六月三日久留米シティプラザ六角堂広場において、筑後組副長渕上本英上人(清正寺住職)を迎え、第四十九回川施餓鬼法要を行った。例年檀信徒約三百名を招いての法要になるが、新型コロナウイルス感染症対策の観点から原則無参拝での法要となった。また前日には筑後川河畔にて慰霊行脚も行い、昭和二十八年西日本大水害犠牲者・被災者を始め、昨今頻発する自然災害犠牲者への供養の誠を捧げた。最後に、荒巻会長は挨拶で「来年は五十回という節目の年。コロナ禍の中、出来ることを見つけて諸先輩方、檀信徒の皆様方が長年紡いできた大切な法要を、節目の年に相応しいものにしたい。」と来年に向けての抱負を述べ、閉会した。
2021年6月2日号
東京西 豊島区玄静院で太田順祥師入寺式
【東京西】豊島区玄静院で6月2日、第38世太田順道師から第39世太田順祥師への法灯継承式が営まれ、感染症対策を徹底する中、僧侶・檀信徒・親族約70名が参列した。
式中、茂田井教洵師(京浜教区長・東京都西部宗務所長)より住職認証の辞令伝達がなされ、前住職から新住職へ法灯の証である払子が継承された。また、加行所正伝師・東京都西部宗務所長等、長年に亘り宗門の重職を担った順道師には、その功績を称え一級法功章が授与された。新住職の順祥師は東京理科大学を卒業後、広告代理店勤務を経て日蓮宗宗務院に奉職。伝道企画課長等の要職を歴任し、現在は宗祖御降誕800年担当課長として本年の慶讃諸事業に於いて中心的な役割を果たしている。順祥師は「寺檀和融を以って寺門益々繁栄し、皆帰妙法の祖願達成に精進せしめんと誓い奉る」と入寺奉告をし、唱題では歴代住職への感謝と自身の決意を込め39遍のお題目を唱えた。結びに「継承の『継』の字には糸偏が入っています。檀信徒お一人お一人の糸が合わさった太い糸で法灯を繋ぎたい」と謝辞を述べた。



















