全国の通信記事
2021年4月29日号
大阪三島 高槻市本行寺で入寺式
【大阪三島】4月29日(祝)高槻市本行寺(山口貴大住職)において新住職として第38世山口貴大師の入寺奉告法要が執り行われた。緊急事態宣言のため、檀信徒は総代も含め参拝を中止し、出仕した式衆もアクリル板での間仕切りや間隔を取り、マスク着用で感染対策を徹底した。同師は令和元年度に住職認証を受けたが、コロナ禍の影響で入寺奉告法要が遅れていた。同師は法要を通じて「今まで沢山の人々に支えて頂いたことに改めて感謝すると共に、益々本行寺寺門繫栄の為、精進して参りますのでご指導のほどよろしくお願いします。」と謝辞を述べられた。
岡山 岡山市蓮昌寺法灯継承式
【岡山】岡山市蓮昌寺で4月29日、第54世八木大慈師から第55世八木一成師への法灯継承式が営まれた。一成新住職は「街中にある蓮昌寺は代々、檀家はもちろん地域の人の心の拠り所となってきました。地域密着型の寺院として、役立つ寺院・喜んでもらえる寺院をめざして精進していきたいと思います」と抱負を話した。
大慈前住職は昭和50年に同寺住職に就任し、諸堂を再建して寺観を整えたほか、仏教図書館や仏教美術館を整備するなど寺門興隆に尽力した。一成師は大慈師の下で法務に精進しながら同寺に併設される蓮昌寺保育園の園長を務め、園舎建て替え工事を完成させてきた。
2021年4月28日号
愛知名古屋・立教開宗会営む
【愛知県名古屋市】令和三年四月二十八日、名古屋市宗務所(天野行淳所長)主催の「立教開宗会」が、名東区本成寺(所長自坊)にて名古屋聲明師会会員出仕のもと営まれた。
本年も新型コロナウイルス感染症拡大の影響を踏まえ、教師や檀信徒は事前にオンライン(ユーチューブ)での法要参加を呼び掛けた。
当日のオンライン法要開始時には、堂内を暗くし、お燈明だけで開式。光に照らされる散華が撒かれたり、お経が進むにつれて太陽が昇っていくように徐々に堂内を明るくする演出をしてオンライン法要に花を添えた。
法要後には天野所長が「私たちはお題目を通して仏様の従者であり、仏様の弟子であり、仏様の子である尊い存在です。私たちの祈りの先には日蓮聖人の夢に見た幸せな時と場所があるはずです。立教開宗会を機に仏の子である自覚を持ち、邁進し、自分自身も周りの人も幸せにしてください。」とオンライン説教で語られた。