全国の通信記事
2021年3月14日号
山梨1 檀信徒輪番奉仕
【山梨1】山梨県第一部宗務所(望月海俊所長)主催による「管内檀信徒輪番奉仕」が三月十四日(日)午後一時より身延山久遠寺にて開催された。今回は検温、消毒、密を避けるというコロナ対策をとりながら安全に留意し、例年より参加人数を減らし、檀信徒並びに檀信徒青年会より三十五名が参加した。
始めに委嘱式が行われ、法主猊下より「精一杯の御題目を日蓮大聖人に捧げていただき、実りある社会、生活が実現することを願います。」とのお言葉を頂戴した。その後御真骨堂にて「霊山の契」を頂戴し、輪番奉仕団を代表して池上康氏より「輪番の誓い」が読み上げられた。最後に祖師堂にて御開帳が行われ、無事閉会した。終了後、参加者から「コロナ禍の中、無事輪番奉仕ができたことに感謝致します。」「一日も早く日常が戻ることを願いました。」との感想が聞かれた。
2021年3月13日号
岡山 岡山市妙林寺宗祖御降誕八百年慶讃法要・お施餓鬼大法要
【岡山】岡山市妙林寺(北区三門東町)は、三月十三日(土)「宗祖御降誕八百年慶讃法要並びにお施餓鬼大法要」を岡山ドーム(北区北長瀬表町)で開催した。
妙林寺では昨年のお施餓鬼大法要が無参詣法要となり、住職の小埜栄輝師は、宗祖御降誕八百年を迎えるにあたり、何とか檀家の皆様が安心して法要に参加できる方法はないかと考え、岡山ドームでの法要開催に至った。
当日は一家族二名までという人数制限を行い、全員マスクを着用し、会場入口では手の除菌消毒、検温を行い、ドーム内の換気を徹底して行った。
法要は、随所に音楽を交え、明るい雰囲気となった。
法要後、小埜師は
「お釈迦様、日蓮聖人が法華経を説かれる時には大地震、天変地異が起こった。東日本大震災から十年、西日本豪雨災害から三年、新型コロナウイルス発生して一年が経過した今、人の心は傷つき、落ち込んでしまった。
私たちは今こそ、お題目を唱え、お互いを思いやることが心の「蘇生」になるのです。」と語った。
当日は、檀信徒約三百名が集まり、法要後には一龍斎貞鏡さんによる講談も行われ、会場は笑顔に包まれた。
2021年3月11日号
島根 いのちといのりの日~災害復興支援法要~
【島根】日蓮宗島根県宗務所が「いのちといのりの日~災害復興支援法要~」を3月11日に行った。会場は出雲市本要寺(山本晃敬住職)。災害殉難之霊位の供養、被災地復興祈願を、世情を鑑み檀信徒は参加せず、管内関係教師のみで執り行われた。この方式は昨年に続き2回目。この法要は東日本大震災の翌年から、日本各地の災害で亡くなった方の慰霊を行い、今年で10回目となる。また、管内寺院から集められた回向料約40万円は、ハタチ基金と日本赤十字に送られる。