2021年3月13日
岡山 岡山市妙林寺宗祖御降誕八百年慶讃法要・お施餓鬼大法要
【岡山】岡山市妙林寺(北区三門東町)は、三月十三日(土)「宗祖御降誕八百年慶讃法要並びにお施餓鬼大法要」を岡山ドーム(北区北長瀬表町)で開催した。
妙林寺では昨年のお施餓鬼大法要が無参詣法要となり、住職の小埜栄輝師は、宗祖御降誕八百年を迎えるにあたり、何とか檀家の皆様が安心して法要に参加できる方法はないかと考え、岡山ドームでの法要開催に至った。
当日は一家族二名までという人数制限を行い、全員マスクを着用し、会場入口では手の除菌消毒、検温を行い、ドーム内の換気を徹底して行った。
法要は、随所に音楽を交え、明るい雰囲気となった。
法要後、小埜師は
「お釈迦様、日蓮聖人が法華経を説かれる時には大地震、天変地異が起こった。東日本大震災から十年、西日本豪雨災害から三年、新型コロナウイルス発生して一年が経過した今、人の心は傷つき、落ち込んでしまった。
私たちは今こそ、お題目を唱え、お互いを思いやることが心の「蘇生」になるのです。」と語った。
当日は、檀信徒約三百名が集まり、法要後には一龍斎貞鏡さんによる講談も行われ、会場は笑顔に包まれた。