全国の通信記事
2018年12月7日号
奈良 歳末助け合い唱題行脚
【奈良】宗務所(森本竜静所長)主催の歳末助け合い唱題行脚が十二月七日に行われ、宗務所員と青年会会員のあわせて十三人が参加した。
橿原市の蓮妙寺(松島寛幸住職)を出発し、団扇太鼓を打ち鳴らして大音声でお題目を唱え、市内を約二時間にわたって行脚した。
この日、集まった浄財は宗務院のあんのん基金に送られた。
2018年12月6日号
秋田 檀信徒研修会
【秋田】檀信徒研修会 『グリーフケア(悲嘆支援)を学ぶ』
12月6日、秋田ゆとり生活創造センター「遊学舎」にて日蓮宗秋田県伝道会(柴田寛彦会長)主催の檀信徒研修会が開催された。当日は、檀信徒と僧侶及び寺庭婦人、合わせて52名が参加した。
人生において、誰もが一度は大切な人との別れを経験する。深い悲しみに心が捕らわれてしまう時期だが、ここで重要なのが、『グリーフワーク(喪の作業)』である。
今回はこの『グリーフワーク』をすすめるために周囲が行う援助、『グリーフケア(悲嘆援助)』にスポットを当て、研修を行った。
第1部では長野県大法寺住職藤塚義誠上人より「大切な人を亡くすということ~悲しみをいやす道すじ~」と題した講演、第2部では5つのグループに分かれてグループワークが行われた。講演では、資料を元に悲嘆のプロセスや大切な人を亡くした方への対応について学び、多くの受講者が頷きながら熱心にメモを取っていた。
グループワークでは僧侶檀信徒が入り混じり、各々の体験談や講演を聞いて思ったこと等を自由に語り合い、大いに盛り上がった。参加した檀信徒からは、「悲しんでいる人への声掛けの難しさを痛感した。そして自分が亡くなった後の家族の事を考える良い機会になった。今後機会を見て住職さんにも相談したい。」「夫婦の片割れを亡くした辛さは当人しかわからない。どう悲しみと向き合っていくのか、大変勉強になった。」という声が聞かれた。
今回の研修会で、初めてグリーフケアの大切さと難しさを知ったという方が多くいたが、どの参加者も今回得た知識を、自身や友人等に悲しみが訪れた際どのように生かしていくか深く考える良い機会となったことは間違いない。
千葉東 歳末助け合い運動
【千葉東】宗務所は歳末助け合い運動を12月6日、山武市成東地区で行ない約45人が参加した。雨天のため唱題行脚を法蓮寺と本行寺での読誦と唱題修行に振り替え、立正安国の実現と世界平和を願った。