全国の通信記事
2017年9月30日号
愛媛 和讃講習
【愛媛】 平成 29 年 9 月 30 日、午後 1 時より愛媛県宗務所(清家静元所長)は愛媛県法善寺(村口泰則住職、松山市北条辻1358‐1)において、和讃講習を行い、僧侶檀信徒寺庭夫人約20名が参加した。
この講習会は、来年の 4 月 3 日に岡山県倉敷市の市民会館で行われる御降誕800年中四国教区大会奉詠曲「日蓮聖人降誕 800 年慶讃和讃」の講習として、岡山県和讃会の寺庭夫人の衣笠さんと村上さんに指導していただいた。
太鼓やバチを持ち方や和讃の言い回し、大会当日の予定など、きめ細やかな指導をして頂き、参加者は戸惑いながらも、明るく和やかな雰囲気で講習に臨んでいた。また今回、初めて和讃に触れた参加者からは「はじめはきちんと出来るか不安だったが、少しずつ息を合わせることができ、楽しかった。」などの意見があった。
今回の「日蓮聖人降誕 800 年慶讃和讃」での一番の課題は、各管区、別々の和讃会が集まって当日合わせるために和讃をする人全員の息を揃える必要がある。そのため、メトロノームを頼りに、一分間に 76 回のテンポに合わせた練習を心がけなければならない。
最後に今回講師をして頂いた衣笠さんは、「どこでも練習することを心掛け、 4 月 3 日の本番の日まで一緒に頑張りましょう。」と話された。
2017年9月29日号
宮崎・鹿児島・沖縄 第27回檀信徒研修道場
【宮崎・鹿児島・沖縄】布教師会(吉田憲由会長)主催の第27回檀信徒研修道場が9月29日、宮崎市上行寺(工藤海要住職)で開催され、檀信徒約100人が参加した。
黒木報源師(日向市妙国寺住職)が「宮鹿沖の法華の歩み」、日高徹也氏(宮崎市社会福祉法人・愛鍼福祉会課長)が「心も体も生き生き 認知症のメカニズム」と題して講義を行った。その後、東日本大震災・熊本大分地震・九州北部大洪水・口蹄疫災害の慰霊法要と復興祈願法要を営んだ。冨田晃義師(鹿児島市教王寺内)が「大聖人伝・繰り弁~龍口法難~」を熱演。最後は「お坊さんへの質問箱」の答弁に参加僧侶が答えた。
熊本 全国女性教師の会が熊本地震慰霊法要
【熊本】西区肥後本妙寺拝殿で全国日蓮宗女性教師の会による熊本地震慰霊法要が9月29日に営まれた。導師に福島県浄光寺住職大島豊扇会長、式衆に会員20名、本妙寺池上正示住職、濵田義正熊本県宗務所長参列の元、慰霊法要が行われた。
大島女性教師の会会長は式の中で、ご自身も福島で被災された経験があり、熊本の被災地を回る中で、震災の辛さを思い出した。少しでも熊本の助けが出来ればとお話になられた。
日蓮宗女性教師の会は熊本地震当初、熊本の会員である阿蘇妙圓寺木村妙光師と連絡を取り、励ましの言葉や支援物資と送っていた。現地にて活動したいとの思いがあり、今回の慰霊法要を行うにいたった。
日蓮宗女性教師の会は9月28日より被害の大きかった益城にある道安寺で慰霊を行い、阿蘇妙圓寺、崩落した阿蘇大橋でも慰霊を行い、翌29日に肥後本妙寺、同塔中延寿院にて慰霊を行った。