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2017年9月29日号

愛知三河 第2回法楽の会

OLYMPUS DIGITAL CAMERA【愛知三河】愛知三河布教師会(河合海延会長)は9月29日に愛知県宗徳寺(内野隆穏住職)で、第2回法楽の会を開催した。60人が参加した。
第1講として、上片平誠友会員(感示院住職)による「日蓮聖人御一代記 後半」。第2講として、石橋宗昇会員(大法寺修徒)による「仏前所作 焼香・聞香編」。今回から「法楽の会」限定の朱印を作成。御首題帳・御朱印帳・行衣に授与。常不軽菩薩の法話後、法要を厳修。唱題の大太鼓は第1回からの参加者が勤め、仏前所作講義で習った様に参加者一同「一心合掌 膽仰尊顔」の心で焼香した。
前回同様くじ引きを行い、1等当選者に日蓮宗新聞社の商品「日蓮聖人降誕800年記念御首題帳袋」。2等当選者にこぞうくんハンドタオルを贈呈。
河合会長は閉会式で「何事も楽しめられれば無理なく身に付けられる。笑顔と仏法に溢れる法楽の会をこれからも続けていきたい。」と語った。

神奈川2 檀信徒信行講習会

神二171004 (2)【神奈川二】宗務所(楠山泰道所長)主催の檀信徒信行講習会が九月二十九日、藤沢市本山龍口寺(本間日恩貫首)で行われ、檀信徒約四百名が参加した。
楠山所長を導師に開講式が行われた後、大埜慈誠師(鎌倉薬王寺住職)による「家族を守るための家族会議」という講話を行った。その後寺庭婦人会による仏讃歌、法華和讃会による和讃の奉納がされた。
午後の部では、伝統の高座バトルと題して、日蓮宗常任布教師塚本智秀師(富士宮市圓恵寺住職)、講談師神田蘭氏、落語家桂歌助氏の三名が順に高座に上り、それぞれ笑いを誘いつつも、伝統的な繰り弁や噺を披露し、観衆からは「あっという間の二時間だった」という声が聞こえた。
会場となった龍口寺は、龍口法難七五〇年を三年後に控えており、お寺のある湘南という地域をなぞらえて「消難龍ノ口」をスローガンに、地域と一体になって続々と事業展開していくという。

2017年9月28日号

大阪市 行学院日朝上人ご尊像造立 鑿入れ式

大阪市171128 (1)【大阪市】日蓮宗雲雷寺(大阪市中央区中寺、伊丹瑞栄住職)では、平成29年9月28日(木)午後2時より 平安仏所にて「行学院日朝上人ご尊像 鑿入れ式」を勤修した。
日朝上人と雲雷寺との関係は、行学院日朝上人(身延山11世)のお弟子である圓教院日意上人(身延山12世)が京都市東山二条に本山妙傳寺を開かれ、その第12世が雲雷院日寶上人で、時の豪商加島屋作兵衞と協力して浪速の地に雲雷寺を開き、同時に日朝上人をお祀りする「日朝堂」も建立されました。
このたびの行学院日朝上人ご尊像造立は、本年6月初旬に伊丹暁弥(サトミ)坊守が不思議な夢を見たことから始まったという。
その夢の内容は、「地道の山坂を登っていると、割烹着を着た大勢のご婦人方が何かを作っているところに遭遇した。その坂の上の方からお題目を唱える声がしていたので、そのご婦人方にご住職にお会いしたいと申し出ると、今はお会いすることが出来ないと言われ、そうこうしていると、お題目が聞こえる方から小さな子供の手を引いた女性が下りて来られたので、再度、お会いしたいと尋ねると、今はお会いすることが出来ないとの返答があった。そして暫くして『日朝』という名前が目の前に現れ目が覚めた」というもの。
その夢を聞いた痛み住職は想いを巡らしていく内に次のような想いに至ったそうです。
つまり『日朝』とは身延山第11世の行学院日朝上人で、学業成就、眼病守護の守護神である。大阪雲雷寺は昭和20年3月14日未明の大阪大空襲で山門を残して全山焼失し終戦、それから先々代瑞牙院日光上人、先代瑞光院日章上人(現本山本満寺貫首)と戦後復興に長い年月を掛け、平成11年の法灯継承後も当山の整備に力を注いできたが、思い起こせば唯一復興されていないのが日朝上人をお祀りしていた『日朝堂』であることに気が付かれたそうです。お堂の再建は現実には難しいので、せめてご尊像だけでも復興しなければならないとの想いに至り、それを教えて頂いたのがその夢であると感得致しました。
雲雷寺の現山門前には、大正7年2月、施主 木村日嘉様建立の碑があり、『身延山分體 眼病御守護 日朝上人安置』と記されているが、ご尊像は焼失しそれに替わるご神体として古いお札をお祀りしている。
身延山にある日朝上人ご廟所の覚林坊様は、まさに夢の如き坂道にあり、当山においても戦前ご命日の25日には大勢の参詣者があり、また、婦人会の方々が目薬を作っていたと聞いております。今はお会いすることが出来ないというのは、そのご尊像にお目に掛かることが出来ないという暗示では無いかと・・・そして、この事業によって戦後復興が完結するものとも考え、ご縁のある京都平安仏所・江里康慧仏師に覚林坊までご同行頂き、そのご尊像を詳細に見て頂き、そのままの寸法で造って頂くことに内定し、法主猊下にも内々にご報告して参りました。
住職のコメント
6月初旬の夢告(?)より、急展開で今日の日を迎えることとなった、
夢告より、茨城県在住の雲雷寺開基檀越加島屋作兵衛の関係者より、
御霊御膳(?)二膳の寄付があり、一つはお祖師様用に、もう一つは日朝上人用にと感じた。
また、日朝上人御真筆の大曼荼羅御本尊を入手する事となったり、不思議なことの連続である。
学業成就と眼病守護の日朝上人の御尊像を迎えるにあたり
現代の子供達の状況を考えるに、学業に専念したり、パソコンやスマホ、ゲームなどにより目を悪くしたりと、
また、年配の方々の眼病守護の守護神としても崇められるのでは無いだろうか。
御尊像完成は明年8月末、開眼式は秋から初冬に掛けて行う予定です。

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新年のご挨拶。

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