全国の通信記事
2017年2月26日号
大阪豊能 山口法光師帰山奉告式
【大阪豊能】二月二十六日、能勢町涌泉寺(山口法博住職)にて、本年度加行所初行成満の山口法光師(涌泉寺副住職)の帰山奉告式が行われた。
午前九時半、同行僧四人とともに七面口を出発。始め緊張した様子の山口師であったが、涌泉寺が近づくにつれ表情も和らぎ、寺族、檀信徒のお題目に迎えられ無事帰山。
水行式の後、明王堂にて帰山奉告式が行われた。
式では石原直行宗会議員から修法師任命証、渋谷泰雅修法師会長から許證が手渡され、晴れて立派な修法師となった山口師を拍手で祝福した。
山口師の母、妙珠法尼は三年前に遷化されており、謝辞で「母にこの姿を見せることが出来なかったことが一番悔やまれます。これからは悔いのない人生を歩み、皆さんのお役に立ちたいです。」と声を詰まらせ語ると、参拝者は涙を流し手を合わせた。
2017年2月25日号
石川2 濱正通師帰山報告式
【石川2】二月二十五日、羽咋市滝谷町で、初行を成満された濱正通上人の帰山報告式が行われた。
濱上人と共に成満された八名の各上人は、成満旗と団扇太鼓を手にした檀信徒と共に行列を組み、本覺寺まで向かわれた。
水行式に続いて、帰山報告式が行われ、厳しい修行に耐えた濱上人の姿を見た檀信徒は涙ぐみながら手を合わせていた。
最後に濱上人は「皆様のおかげで無事成満する事ができました。これから皆様に恩返しをしていきたい」と述べられた。
帰山式・初行 金子智栄師
【神奈二】初行を成満した金子智栄師の帰山奉告式が二月十五日、鎌倉市本行寺(金子智研住職)で行われ、大勢の檀信徒が参列した。
同行僧七名と唱題とともに境内に入場すると、入行前からは考えられない程の鬼気迫る面貌をした智栄師に、檀信徒から大きなどよめきと歓声があがった。ついで水行で身を清めた後、御宝前において読経、帰山の奉告が行われた。
智栄師は「百日の加行を無事修めることが出来たのも、ただただ檀信徒や地域の皆さまのお陰で御座います。しかし、これからが本当の修行であると覚悟し、住職と檀信徒とともに一層お題目修行を重ね、笑いの絶えないお寺にして参りたいと思います」と述べ、檀信徒に向けて満面に笑みを浮かべた。