全国の通信記事
2015年7月26日号
神奈川3 伊勢原市隆安寺で入寺式
【神奈川3】去る七月二十六日(日)伊勢原市下平間 覚榮山隆安寺において、第四十五世退任並第四十六世法燈継承入寺式が行われた。
当日は管内有縁の各聖、隆安寺寺族、檀信徒など、総勢四十余名が、退入寺式に参列した。
午前十一時より始まった式では、まず神奈川県第三部宗務所・山﨑浩道所長が住職認証状を日蓮宗管長内野日総猊下にかわり代読し、濱田師に住職認証状が授与された。
続いて隆安寺住職をご勇退される山中師から、法燈の証である払子が濱田師に継承された。
その後、新住職となった濱田師は礼盤に登壇。勧請読経の後、ご宝前に向かい「本日、師匠日秀上人の跡を受け、法燈を継承するも不肖、浅学非才にして慚愧することこの上なし。只偏えに本化の大聖に帰依し奉るのみ。何を以て報謝となさん。何を以て鴻恩に報いんか。唯々偏えに仏祖への給仕を怠らず、先師先哲の遺訓を遵守し、行学の二道に励み、精進するのみ。願わくは、上來勧請の仏陀諸尊、先師先哲衰愍加被の御手を垂れ給うて、寺檀和融し、妙法弘布、寺門興隆、諸願円滿なさしめ賜わんことを」と力強く述べた。
法要後には、伊勢原市の飲食店「照國」に移り祝賀会が行われ、開会にあたり山﨑宗務所所長より「本日ご勇退なされました山中僧正におかれましては、ご法体ご自愛いただきまして、今後も管内の長老としてお力添えをいただければと念じております。また新住職にご就任された濱田上人におかれましては、新住職として隆安寺さまの益々の寺門興隆にご尽力をいただくとともに、今後管内の諸役等もお願いをすることと思いますが、その節はご協力宜しくお願い致します」と祝辞が述べられた。
続いて山中師より「今日法燈継承式によって継承を済ませましたので、これでまた一段落して、身体の静養にあたりたいと思います。本日は本当にありがとうございました」と謝辞が述べられると、檀家総代から記念品と花束が送られ山中師の労をねぎらった。
祝賀会閉会にあたり隆安寺正干与人・上谷泰雅師・檀家総代より祝辞を頂戴した後、濱田師より、「山中上人は約五十年間住職を務めてまいりました。これから更なる隆安寺を作りあげていくには、檀家の皆さんのご協力が本当に必要になっていくと思います。今後とも檀家さん一同と共に関係をより良好なものにしながら、次のお上人へバトンを渡すという気持ちで、皆様とこれから先も一緒にやってまいりたいと思いますので宜しくお願い致します」と、謝辞と今後の抱負が述べられた。
山口・ぼくたち、洞窟探検もしたよ!
【山口】山口県宗務所(伊藤泰雄所長)主催の「夏の寺子屋 サマースクール」が7月26日、27日、美祢市経王寺(山本倫顕住職)で「感謝、ありがとう」をテーマに開催され、41人が参加した。
初日は本堂での開校式の後、芥川龍之介の小説を基にした「蜘蛛の糸」の演劇をまず青年僧が子供たちの前で行い、その後、子供たちがそれぞれの役を決め各班で練習した。
午後は、昼食をすませ、美祢市美東町にある鍾乳洞の景清洞に出発。景清洞は平坦な道の観光コースとその先の砂利道で真っ暗な探検コースからなる。奥の探検コースでは、辺りは真っ暗でヘルメットのライトを頼りに手さぐりで進み、初めての事に戸惑いながらも、みんなで協力し楽しく自然のままの洞窟を探検できた。その後、秋吉台青少年自然の家に移動し、夕食後のキャンドルナイト(キャンドルの集い)では、神秘的な雰囲気の中で火を見つめ、歌や出し物・ゲーム等を行い、お互いの親睦を深めた。その後、入浴して就寝。
二日目は、ラジオ体操から始まり、清掃、朝食を済ませ、経王寺へ出発。前日に練習した「蜘蛛の糸」の演劇を各班で発表した。演劇は初めてという子もいたが、みんなそれぞれの役を一生懸命に演じていた。その後、二日間の思い出を感想文にまとめ、お世話になった方々に「ありがとうございました」と大きな声で感謝の気持ちを伝え、解散した。
青森 合掌される気持ちを体験「第7回わんぱく寺子屋」
【青森】八戸市妙現寺(秋田堯瑛住職)に於いて7月26日(日)、「第7回わんぱく寺子屋」が行われ、市内外より集まった年少児から中学生までの38名が日帰り修行に挑んだ。
開校式では修法祈祷による安全祈願がなされた後、校長先生を務める秋田住職より「よく修行し、よく学び、よく遊び」のテーマのもと、お互いに助け合いながら、一生懸命に修行してください。」と挨拶。全参加者の3分の1を占めた初参加の子どもたちは、緊張した表情であった。
午前の部ではまず唱題修行。慣れない正座による足の痛みに耐えつつも、御宝前を真っ直ぐに見つめて真剣に取り組んでいた。写経では全員が御題目写経を納経し、参加回数に応じて「宝塔偈」「四弘誓願」の写経にも初めて挑んだ。集中してひと筆ずつ丁寧に写経する子どもの姿が見られた。
仏事作法の練習では、実際の仏具を用いて焼香の作法と家庭信行の作法を実習。今回は仏具を載せた経机を挟んで実習する子どもと反対側に座り、合掌される側になることを体験。作法を実習する様子を見つつ自然に合掌する子どもがいて、「合掌をすることの尊さや美しさを実感した。」というスタッフの声が聞かれた。
カレーライスの昼食を挟んで、午後の部は仏さまのお話を拝聴した後、オリエンテーリング。チームに分かれた子どもたちは、互いに協力し合いながら寺内や境内地内を元気よく走り回っていた。
作務行として寺内の清掃では、畳の目に沿ってから拭きをすることを学び、汗を流しながら競い合うようにしてから拭きしていた。
閉校式では、毎年恒例となっている仏事作法の練習で学んだ焼香の作法を保護者に披露。その後、校長先生よりひとりひとりに修了証が授与され、最後に校長先生より「来年も来ますか?」という問いかけに対し、子どもたちが「はい!」と大きな声で返事をして第7回わんぱく寺子屋が閉校となった。



















