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2015年7月27日号

福井北 「第3回こども夏寺」

福北150902 【福井北】7月27・28日、福井県北部日蓮宗青年会(竹田清秀会長)主催の「第3回こども夏寺」が、福井市妙長寺(山内是正住職)で開催され、こども十八人が参加した。
まず、おつとめ講習や講話で、自分や周りの人々の仏性・仏種に気付き、思いやり・優しさの気持ちで互いに合掌し合うという合掌の「心」を学んだ。
昼食の流しそうめんではカップ一杯にそうめんをすくって喜ぶこども達の姿が見られた。午後からは、地元のソフトウェア企業、ナチュラルスタイルの協力で、ゲームプログラミングを体験。苦戦しつつも、普段何気なく遊んでいるゲームが、大人の努力で作られていることを学んだ。
二日目には、宿題の時間の後、県立こども歴史文化館を見学。地元の歴史や偉人について学び、特別展「妖怪展」を楽しんだ。
こども達の感想文からは、みんなと一夜を過ごしたことや、流しそうめんや夜のバーベキューが楽しかった、正座はつらかったが、みんな修行すれば仏さまになれることを知った、といった声が聞かれた。また、中には講話を基に興味を持ち、仏さまを自由研究のテーマとして選び、詳しく質問するこどももいた。

福井中 青年会主催の夏の寺子屋道場

福中150902①【福井中】青年会(妙勧寺副住職 馬田行景会長)主催の夏の寺子屋道場が7月27日・28日の二日間 越前市今宿町妙勧寺(馬田行康住職)にて行われ、小学1年~6年生までの男女33名が参加した。基本の合掌の仕方やお題目、太鼓のたたき方などを学んだあとは、今年終戦70年ということで近くの忠霊碑へみんなで大きな声をだし行脚をして、戦没者へお題目を唱えた。
2日目は戦争のビデオを鑑賞し、その後、青年会員が子供達へ戦争について話を行った。子供たちからは【戦争は怖い】【戦争はしてはいけない】と、いう言葉がでた。午後からは匂い袋つくりをして、いつもは触れる事のないお香や匂いにふれてもらった。最後の閉道式では、戦没者慰霊法要も兼ね、参加者全員で唱題行を行った。
参加した子供からは、【足が痛かったけど。これからも家でも正座をして手を合わせていきたい】という声がきこえてきた。

大阪三島 身延山で修養道場

DSCF0351【大阪三島】管区において、今年度の修養道場は非常に大きな挑戦であった。これまでの当管区の修養道場は、近場であり、なおかつ子どもたちが楽しめる場所に行くことが慣例であった。当管区は大阪府北部に位置することから、昨年は能勢妙見山や、ひらかたパークに向かった。
それに対し今年度、当管区青年会は日蓮宗総本山、山梨県身延山へ向かうこととした。バスで片道五時間近くかかるあまりにも遠い道のりである。また、期間は二泊三日という、例年よりも一日長いカリキュラムで実施することも決まっていた。目的地は遠く、期間も長い。さらには、参加者の多くは小学三年生から、中学三年生までの子どもたちである。それは、非常に困難であることが予測されていた。
カリキュラムも、久遠寺の朝勤、作務行、輪番奉仕(御廟所の清掃)、読経、唱題行、法話など、日蓮宗僧侶にとっては修行の日々を思い出すようなものが多い(カリキュラムについては、文末に掲載)。子どもたちがこの活動について行けるのか。周囲からはそのような疑問の声が上がっていた。さらには台風の上陸が心配されており、主催の青年会の中でも、緊張が走っていた。
結果として、今回の修養道場は大きな問題が起こらず、怪我人も出ることはなかった。子どもの参加者は十名と例年に比べてやや少なめであったものの、その分子どもの人数とほぼ同数であったスタッフの目が行き届きやすかったと言える。当管区では昨年度から、増員のため一般人のスタッフも募集しており、そのことが功を奏したと言えるだろう。
初日は、ほとんどが移動である。開校式のみは会場である茨木市の久遠結社であった。昨年はここで研修(読経練習等)を行ったのだが、今年度はすぐに出発となった。
長距離の移動で心配されるのは、乗り物酔いである。読経練習が予定されていたが、経本は使わなかった。青年会員が読み、子どもたちが繰り返す。いわゆる「オウム返し」での練習であった。文字を読むことで起こりやすくなる乗り物酔いを防ぐためである。如来寿量品第十六(自我偈)が終わり次第、すぐにDVDを再生して、そちらに集中してもらうことにした。また、スタッフから子どもたちに積極的な声掛けをすることで、乗り物酔いの危険性を下げることに成功した。
到着後、一同は御廟所に参拝し、その後すぐに夕食となった。夕食後は、子どもたちによる自己紹介が行われた。また、青年会OBの掛下久生上人、ならびに身延山大学の学生による雅楽の演奏会と、実際に和楽器に触れる体験の時間を設けた。これは、日本の伝統文化に触れてもらうという意図があったことが大きい。驚くべきことであるが、今回の修養道場参加者の中には、日本の伝統文化を知りたくて参加した方がいたのである。
雨だと予報されていたものの雨は降らず、さらに外が暗くなってきた。その機を見計らって、全員で花火をした。数本の花火を両手に持って走り回る参加者はいたものの、危険な行為は見られなかった。参加者たちは思い思いに楽しんだようで、その後の入浴、就寝は速やかに行われた。
二日目の朝四時すぎ。一同は朝勤へと向かうべく菩提梯の前に立った。菩提梯は三門から久遠寺に続く、巨大な階段である。その段数は二八七段に及び、成人男性でも膝を蹴り上げるように大きく足を上げなければ躓いてしまう。簡単に言うと、非常に急なのである。三門からこの階段を見た参加者たちは、随分と驚いた様子であった。菩提梯が「梯(はしご)」と称される理由に納得した参加者もいただろう。
全員が上り終わるまで、三十分近くを要した。リタイアし、隣の坂から登ることは自由だったが、半分近くの参加者が階段を上りきった。
そこからの朝勤は、子どもたちにとってはやや眠気を感じるものだったかもしれない。しかしながら、スタッフの持つ経本を横から覗き、自分も読もうとする参加者もいた。
朝勤の後はすぐに御廟所にて清掃を行った。スタッフによる掃除の方法の指導が行われ、無事に終わらせることができた。なお、この日も雨の予定であったが、雨は少しも降る様子がなかった。
この後にすぐ読経練習(方便品第二)と唱題行が行われたが、そのころには空が晴れ渡り、午後から予定していたクラフトパークへの期待が高まった。
ここで、昼食と休憩の時間となった。部屋で眠る参加者もいた。しかし、すぐに輪番委嘱式、そして日蓮聖人の御遺骨の参拝に行かなければならない。
朝勤や御廟所の清掃と同様に、輪番委嘱式は参加者にとっては難関だと思われた。一度でも身延で修行を経験したことのある僧侶ならば、この地で過ごすことや、この地の文化に触れることにより、宗教的な感動というものをイメージしやすい。しかしながら、そのような下地のない参加者にはイメージしにくいと考えられる。しかしながら参加者たちは、それぞれに思うことがあったのだろう。ぎこちないながらもスタッフたちの動きを真似する者や、その日の感想文でこの時間のことについて触れる者が見られた。
ただ、やはり子どもたちはクラフトパークのほうが楽しかったようだ。巨大なトランポリンをはじめとする様々な遊具や、走り回るのに充分なスペースがあったため、各自思い思いに楽しむことができていたようだ。帰りのバスの中では、疲れて眠る参加者が非常に多かった。
智寂坊に戻り、夕食を挟んでから、御山主の池上要靖上人の法話を全員で聞き、日蓮宗に対しての理解を改めて深めた。今回、時間の都合もあり、主催の青年会は日蓮聖人、あるいは日蓮宗そのものの教えを伝える機会が非常に少なかった。そのため、子どもたちにとっても有意義な法話になったことは明らかである。
感想文を苦痛と感じる子どもたちは多い。法話の後にその時間があったが、苦労している子どもたちは多かった。しかし、この二日間は多くのことがあった。それぞれに思うことを、全員が書き上げた。書き足らず、追加の用紙を受け取る参加者も見られたのである。
最後の日は、門前町にて散策、その後は大阪に帰るのみであった。
門前町の散策は、やはり曇りだったために問題はなかった。関心のある店に入り、各自お土産を購入した。中には数珠を買おうとする参加者もいた。
それから一同はバスに乗り、出発地点である大阪府茨木市へと向かった。帰りはDVDを見ながらであったが、疲れて眠っている者のほうが多かったように思われる。
約五時間の旅の後、会場である久遠結社へと戻り、そこで閉校式を開き、解散となった。

以上が、今年度の大阪三島管区修養道場の概要である。
冒頭で述べた通り、今回の修養道場は大きな挑戦であった。その試みは、大きな問題もなく、無事に終了することができたと言えよう。終了後、スタッフ間でただちに反省会が開かれた。そこで青年会会長の望月恵真上人は、今回の修養道場を成功とし、「この成功を得られたのは、スタッフ皆さんの志が高かったからだ」と述べ、全員に感謝の意を伝えた。
◎参考(修養道場カリキュラム)
七月二十七日(月)
八時    開校式(茨木市久遠結社)
九時    出発(バス内で読経練習)
十二時    サービスエリアにて昼食
十三時    サービスエリア出発
十五時    身延(智寂坊)到着・御廟所参拝
十六時    休憩
十七時    夕食
十八時    智寂坊にて自己紹介・和楽器演奏会
十九時    花火・就寝

七月二十八日(火)
四時    起床・菩提梯(久遠寺の大階段)へ
五時半    久遠寺朝勤
七時    朝食
八時    御廟所清掃
九時    読経練習・唱題行
十時    休憩
十一時    昼食
十二時     輪番本部に移動
十三時    輪番委嘱式・集合写真・終わり次第出発
十五時    富士川クラフトパーク散策
十八時半    夕食
十九時    法話
十九時半    感想文を書く・終わり次第入浴
二十一時    就寝

七月二十九日(水)
六時    起床
六時半    朝勤(智寂坊にて)
七時    朝食
八時    門前町散策
九時    出発
十二時    サービスエリアにて昼食
十六時    久遠結社到着・閉校式

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新年のご挨拶。

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