2015年4月29日
横須賀市大明寺で「第八回 チャリティーコンサート」
【神奈川二】横須賀西ロータリークラブ(楠山泰道会長・大明寺住職)主催、社教会(山本貫恭会長)、青年会(石本真教会長)、横須賀・横須賀北・横須賀南西・三浦各ロータリークラブ協賛の「第八回 チャリティーコンサート」が四月二十九日、横須賀市大明寺(楠山泰道住職)で行われ、スタッフや僧侶檀信徒、地域の人たち、ボランティアの社会人・大学生・三浦学苑高等学校のインターアクトクラブの生徒ら、延べ二百人が参加した。
同ロータリークラブは毎年四月二十九日、国際奉仕事業の一環として大明寺を会場にチャリティーコンサートを行っており、この事業の募金は「命 輝かすために」をスローガンに、災害被災地の子どもたちの教育施設などで幅広く活用されている。
昨年の募金では、NPO法人T・M良薬センターを通じて十一月二十三日、宮城県気仙沼市で「世界の料理をつくろう」が開催され、子どもたちや留学生などのスタッフ二十人が参加して、食文化を通してふれあいながら、異文化交流を深めた。ことしの募金も、被災地の子どもたちへの支援のために使われる。
午後一時、コンサートの開演に先立ち、楠山横須賀西ロータリークラブ会長、NPO法人T・M良薬センターの小川志道理事(群馬県社教会長)、山本社教会長、補助犬育成支援団体・NPO法人湘南ROSAの山本京子代表らが挨拶、コンサートの中では、それぞれ大明寺で活動している、檀家の娘さんと楠山住職の三浦学苑高等学校教員時代の教え子らによるバンド「ロータスフラワーズ」・檀家や市民で組織される合唱団「ロータス」・僧侶とその仲間たちによるバンド「BREY(ブレイ)」、双子デュオ「健太康太」らが演奏や歌を次々披露して会場を盛り上げた。
最後に「ロータス」と会場の参加者全員で渡辺なつみさんがいまから十数年前、命の尊さをテーマに書き上げ、ハル&チッチ歌族と石巻市立雄勝小学校のみんなが歌っている楽曲・NHKみんなのうたにもなった『しあわせの時計』を歌い、終始盛況の中でコンサートは終了した。
会場では湘南ROSAやT・M良薬センターによるチャリティーグッズの販売や、同社教会、管区青少年教化委員会(楠山泰英委員長)による出店も行われた。