全国の通信記事
2014年4月27日号
青森県宗務所主催「教師大会」と「立教開宗会」
【青森】四月二十七日・二十八日、恒例の青森県宗務所主催による「教師大会」及び「立教開宗会」が開催された
二十七日、五所川原市「ホテルサンルート五所川原」を会場として開催された教師大会には六十四名の県内教師が出席。法味言上、小山威光所長の挨拶の後、昨年度の宗務報告、決算報告、本年度の宗務方針、予算が報告された。
引き続き行われた研修会では西山是文師(岩手県遠野市智恩寺住職)による「宗会報告」と題して講演が行われた。
翌二十八日、五所川原市妙乗寺(對馬央丈住職)で営まれた立教開宗会には僧侶檀信徒約250名が参列した。
法要に先立ち午前9時より、青年会(最上泰滉会長)が唱題行脚を行い、妙乗寺から町内にかけお題目の声が響き渡った。
続いて本堂にて、布教師会会長の三浦泰昭師が法話を行い、参集の檀信徒は熱心に聞き入っていた。
その後午前十一時より、小山所長を導師に雅楽を交えた音楽大法要が営まれ、今年二月に荒行を成満した修法師を中心に法楽加持も行われた。
また、法要中、僧侶檀信徒共に震災追悼和讃を奉唱し、震災犠牲者の冥福を祈った。
なお、来年度の開宗会は弘前市法立寺(小野泰幹住職)で営まれる。
滋賀・最も優れたる仏教を世界へ
【滋賀】宗務所(佐橋龍岳所長)主催、檀信徒協議会(小林耕会長)後援による立教開宗会が4月27日、大津市本要寺(中紙賢孝住職)にて開催、僧侶檀信徒約250名が参加した。
法要後、佐橋龍岳所長は「日蓮大聖人は仏教の中で最も優れているのは法華経である。と仰せられました。しかしながら私は何よりもまず、仏教こそが最も優れた尊い教えであり、その事を世界中にもっと宣言すべきである。」と熱く述べた。
その後、辻本学真師(横浜市蓮聲寺住職)が「信心為本~行学は信心から~」と題し講演。「御義口伝に「疑うとは元品の無明なり。信とは疑いを断破する利剣なり。」とあり、疑うから迷いを生ず。信じ切らなければならない。」と自身の半生、体験と共に信心、信徒とは何かを分かり易く説いた。
集まった檀信徒らは熱心に耳を傾け、盛況の内に閉会となった。
児島錬雄上人 訃報
【徳島】児島錬雄師(徳島市松岳寺住職、妙永寺前住職)4月23日遷化。世寿82歳。法号は顕中院日康上人。本葬儀は4月27日妙永寺本堂で営まれた。
児島師は昭和42年に松岳寺住職に就任。のち平成5年に妙永寺住職に就任。管内では宗務所宗務担当事務長、平成7年には宗務所長を2期8年務めた。また長年、中学校教諭として
大勢の生徒を教え、学校教育にも力を捧げてきた。地域では町内会長、児童館運営委員、少年補導員を務め、社会教化にも尽力してきた。