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2014年3月30日
長年使用した竹刀に供養
【高知】剣道で長年使用した竹刀に供養を捧げ、さらなる武運長久を祈念する「竹刀供養」が3月30日、南国細勝寺(久保晶宣住職)で開かれた。竹刀供養は南国市剣道連盟事務局役員をも務める久保師が平成15年から始めたもので、今年で12回目となる。最初は参拝者も決して多くはなかったが、久保師の熱心な「感謝を捧げる心」への話に賛同する剣道修道者が多くなり、本年は未信徒ばかりで50名を超える剣士が300本ほど集められた竹刀に感謝を捧げ、お題目と結縁することができた。少年剣士に付き添う父兄に話を聞くと「剣道という武道を修道することで身体能力向上を考えていましたが、こうやって物言わぬ竹刀に感謝を捧げることを親子ともに教えていただき、精神的にも鍛えられそうです」といった声や「力強いお経の声は子供を守ってくれそうな気がします」などといった声が聞かれた。