2014年3月26日
立教開宗会 サプライズゲストでこぞうくん登場
【福岡】四月二十六日、宗務所(立野良顕所長)主催の『立教開宗会』福岡県『お題目のつどい』が日蓮聖人銅像護持教会を会場に、僧侶・檀信徒約六百人が参加して行われた。
午前十時半、立野所長を導師に立教開宗会法要が営まれた。法要後、立野所長は「日本で、世界中で自然災害や事故が起きています。自分の身は自分で守らなければいけません。防災に努めて、そして日蓮聖人御降誕八百年を目指して皆さんと共にお題目をお唱えして信心を深めて頑張っていきましょう」と挨拶し、次に佐野前延師(宗会議員本佛寺住職)が「人は必ず死にます。死んだ後に何が残っているかが大切です。私達が死を見つめて安楽に死を迎えられるようにしなくてはいけません。お寺で皆様がなぜ手を合わせるのか・・・今日は東公園にこの一年間元気だったという報告をする為に来たのですよ」と話し更なるお題目修行を促した。
引き続き、日蓮宗常任布教師豊田慈悲師(愛知県田原市法華寺住職)を講師に『いのちに合掌』と題して記念講演が行われた。豊田師は、「皆がお題目の縁で結ばれて、お題目の縁をしっかりと感じて仏様のいのちに合掌する。それが正しいお題目のつどいです」と述べた。
昼食後、法華和讃並びに誓願唱題法要が行われた。法要では、和讃奉唱の後、青年会行脚隊が入堂し行われた撃鼓唱題行では、参加者は皆一心にお題目を唱え、その声は堂内に響き渡った。
また、サプライズゲストとして日蓮宗新聞社のキャラクターこぞうくんが訪れ、多くの参加者が記念写真を撮っていた。
法要後、水上正覚教化センター長(北九州市妙真寺住職)が、挨拶し閉会宣言し午後二時半過ぎに、盛況のうちに全日程を終了した。