全国の通信記事
2013年5月18日号
第14回 春亭 「であい寄席」
【東京北】5月18日、足立区梅田 善立寺(新倉典生住職)にて、お楽しみ話芸の世界 第14回 春亭 『であい寄席』(主催・であい寄席委員会、後援・立正大学等、協賛・日蓮宗新聞社)が開かれた。
本堂に日が差し込む好天に恵まれ、50名以上の方々が参加された。

2013年5月17日号
千葉榮秀上人本葬儀
【青森】黒石市法嶺院(千葉幸徳住職)に於いて、5月17日同寺23世千葉榮秀師(唯詔院日教上人)の本葬儀が青森県宗務所長小山威光上人(大鰐町妙徳寺住職)導師のもと執り行われ県内外より僧侶50名、檀信徒100名が参列した。

大本山中山法華経寺第二祖日高上人700遠忌法要
能登、匠の技で国宝恪護の厨子製作
千葉県市川市大本山中山法華経寺(新井日湛貫首)第二祖日高上人の700遠忌法要が5月17日、同寺で営まれ、僧侶檀信徒はじめ大久保博同市市長ら約250人が参列した。また同寺恪護の日蓮聖人ご真蹟『立正安国論』、『観心本尊抄』の国宝2点と、それらが奉安されている加賀蒔絵師二代目五十嵐道甫作「春日山蒔絵箱」(国宝)と蒔絵箱ほか2点(国重文)を収蔵する、能登の匠が製作した遠忌記念の「厨子」お披露目も行われた。
法華経寺は加賀藩前田家とゆかりが深く、『立正安国論』の修復と巻物表装や蒔絵箱、また境内の五重塔などが加能越三国三代藩主利常公から寄進されている。また新井貫首も能登の生まれであることから、国宝を能登の技で作られた厨子に収めたいと発願し、昨年4月に新井貫首と30年以上の親交があるぬの仏壇店(七尾市)の布清信さんらに製作を依頼した。布さんは国宝に携わる仕事に「大変恐れおおいこと」と緊張の連続だった作業を振り返ったが、鏡のような輝きの仕上がりを見て「このような仕事ができ光栄です」と目に涙を浮かべた。布さんは、製作の過程で下塗りを5度施した。漆の上塗りは4度重ね、その度に呂色師が磨いてこの輝きに仕上げたという。また観音開きの扉には右に前田家紋の剣梅鉢、左に寺紋の土岐桔梗、また左右に鬼子母神の象徴であるザクロの蒔絵を輪島市の蒔絵師、山崎晃櫻さんが施した。
完成まで何度も能登へ足を運んだ新井貫首は、挨拶で「維持、保管が大変な国宝を護るこの厨子を作っていただき、ほんとうに嬉しい。日蓮聖人もきっと、喜んでいらっしゃるでしょう」と述べ、能登の匠に感謝すると共に、その出来栄えに満足の様子を見せた。
法華経寺には奉安された厨子に納められる『立正安国論』のほか多数の国宝・重要文化財が護持されている。このような宝物を護り伝えることを一般には「格護する」というが、古来法華経寺では「恪護する」と表現してきた。「木へん」ではなく、あえて人の心を表す「りっしんべん」を用いるのだ。これは、宝物を単なる文化的な「物」として後世に遺すだけではなく、その「心」までも併せて後の世の伝えていこうという心意気の表れでもある。今回の厨子製作はまさにそんな法華経寺の精神を象徴する事業だった。



















