2013年5月18日
第14回 春亭 「であい寄席」
【東京北】5月18日、足立区梅田 善立寺(新倉典生住職)にて、お楽しみ話芸の世界 第14回 春亭 『であい寄席』(主催・であい寄席委員会、後援・立正大学等、協賛・日蓮宗新聞社)が開かれた。
本堂に日が差し込む好天に恵まれ、50名以上の方々が参加された。
善立寺は平成14年、立教開宗750年の報恩事業として寺観を一新し、新しい寺院のモデルと称される近代的でモダンな建物であり、地域の良き象徴として燦然と輝いていて、初代の紙切り林家正楽師匠のお墓があり、その縁もあって定期的に落語会等が催されている。
『であい寄席』は毎回、日蓮宗の寺院の本堂や客殿を会場にしてご住職のお人柄に触れ、様変わりするあちこちの街の様子も興味深いと楽しみを深められている方も多く、まさにうってつけの会場となった。
寄席では落語家と講談師合わせて7名が演目を行った。初出演となる立正高校卒業の三遊亭愛坊さんの「壽限無」から始まり、一龍斎貞鏡さんの「真田入城」、三遊亭鳳笑さんの「かぼちゃ」、古今亭志ん八さんの「化け物使い」と続き、一度仲入りとなった。
主催を代表し富田浩僖上人(飯高・法界寺住職)より「大変失礼ですが、今回に限ってはお尊様にお尻を向けさせて落語家の皆様にお話を頂いております」と、ご挨拶があり続かれて善立寺住職の新倉上人との三代に渡るご縁を繋いでいるお話戴いた。
富田上人に詳しくお話を伺うと、「年に2回、14回なので7年が経ち、形も定まってきましたが、立正大学も落語研究会からお笑いになり、噺家さんが減ってきていて寂しく感じます。なので『であい寄席』でも新しいことを取り入れて更なる発展も考えています」と語って戴けた。
続いて新倉上人よりご挨拶があり、「善立寺と『であい寄席』にも縁があり、僕の立正高校・大学時代の先生方にもお会い出来ました。この後、高座に上がって戴く一龍斎貞山先生の実父 故・神田伯龍師とも、23年前まで大森に住んでいて大変親しくさせて戴いたご縁がございます。また、善立寺も年に2回寄席を開いておりまして、初代の紙切り林家正楽師匠の菩提寺であり、正楽師匠も今日は大変喜んでいらっしゃると思います」とご縁を熱く語られた。
仲入り後、立正大学を卒業された三遊亭神楽さんの「ぜんざい公社」、一龍斎貞山師匠による「水呑み口」、大トリを古今亭菊龍師匠による「鰻の幇間(たいこ)」が演じられ、日が差し込み一生懸命に汗を掻きながら高座から話す噺家さん達に、来場者からは大きな笑い声とたくさんの拍手が湧き起こった。
来場者に話を伺うと、「来てみたら大きなお寺で大変驚いた」・「お寺で行うところが良い」・「お堂が広く声が響いていた」と語り、熱気のある『であい寄席』は大盛況の中で幕を閉じた。



















