2013年5月26日
第七回 音のちから・心のしらべ
【名古屋】平成二十五年五月二十六日(日)千種区蓮勝寺(犬飼盛勝住職)に於いて「第七回 音のちから・心のしらべ」が開催された。
晴天にも恵まれ境内では有機野菜や雑貨の販売が行われる中、約百五十名の参加者と共に、六名の僧侶出仕による震災の慰霊と復興を願う「祈りの法要」で第一部が始まった。
その後、インド古典舞踊、独特な音色を奏でる撥弦楽器シタールの演奏、ウクレレ奏者による唄の披露、金属打楽器ハングドラムやガンクドラム等を使った演奏が行われた。また楽器自体に跨って演奏する箱型楽器カホンを、集まった子供たちに体験してもらう場面では、皆とても楽しそうに音を奏でていた。
住職の法話の後、聲明と読経、笙を取り入れ、毎年恒例となっている出演者全員によるコラボレーションが披露され、参加者の盛り上がりは最高潮を迎えた。
第二部の縁日では、境内に風船つりや射的、クレーンゲームやポップコーン等の様々な出店が並び、訪れた大人から子供まで皆楽しい時間を過ごしていた。
毎年訪れた人々に「新しい音」を提供し、元気と笑顔を与えてくれるこのイベントは、今後も更なる広がりを見せていくことだろう。尚、今回のイベントで集まった浄財は全て「ほっとな灯りプロジェクト(神戸大学 東北ボランティアバスプロジェクトでの学生による被災地にソーラー街灯を贈る取り組み)」へ届けられる。